ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-03-26(Sun)

 この朝、ずいぶんと久しぶりにニェネントくんがベッドのわたしの布団の上に乗り、けっこう長い時間そのままそこでまどろんでいた。
 昨日がずいぶんと気温が低い一日だったから、また気分的に「冬だね」となったのだろうか。わたしにはうれしい「ニェネントくんの重さ」だった。

     

 朝起きて、朝食に「バターロールパン」を食べる。しばらく前は「レーズンバターロール」を買って食べていたけれども、ニェネントくんも食べたがるもので、「ネコにはレーズンはよろしくないのではないか」と思い、最近は中にマーガリンが入ってるバターロールパンを買って食べている。そうするとこのところ、ニェネントが食卓に跳び上がって来て、わたしが食べているバターロールパンにかぶりつくのである。
 ま、今はレーズンが含まれていないパンだから「いいか」とは思うのだが、代わりにパンの真ん中に入っているマーガリンが気に入ってしまったようで、「ペロペロ」とマーガリンをなめ取ってしまう。どう考えても「ネコにマーガリン」というのはよろしくないように思え、食べさせないようにしたいのだけれども、どうもニェネントくんがわたしに寄って来てパンをねだると、どうしてもかわいいのでついついかじらせてあげてしまう。困った飼い主である。

 この日もやはり、けっこう気温は低かったみたいだ。わたしはまったく外に出ない一日になったが、部屋にいても電気ストーブのお世話になった。

 放送法での「政治的公平」の解釈についての総務省の2015年ごろの「行政文書」が流出し、国会での高市早苗氏の答弁がしばらく前から問題にされていたけれども、高市氏はその内容以前に文書自体が「ねつ造文書」だと突っぱねようとしていた。これは誰が聞いても高市氏がごまかそうとしていることがバレバレだったけれども、けっきょくその内容について論議する前に「うやむや」になってしまった感があり、そういう意味では高市氏の作戦がうまく行ってしまったところがあるみたいだ。
 しかし当時、高市氏は国会で「ひとつの番組のみでも政治的公平に反する場合がある」と発言しているし、当時の安倍晋三首相を批判するようなコメントを述べたNHKのニュースキャスターが突然交代させられたことは、皆が知っていたし、わたしも今でも記憶している。
 当時の安倍内閣はまさに「全体主義国家」一歩手前のところまでやろうとしていたわけで、その姿勢は菅内閣に引き継がれ、「日本学術会議」の任命問題にあらわれてもいた。わたしは今の岸田内閣がそういう姿勢を改めて行くことを期待しているが、本来であればこういうことがあらわになった高市氏は左遷すべきではあろうと思う。

 今日は午後から「GYAO!」で、デヴィッド・フィンチャー監督の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観た。けっこうわたしの琴線に触れるところがあったのか、後半はぽろぽろ涙を流しながら観てしまった。途中で思ったのだが、「GYAO!」での配信だというのに、コマーシャルがまったくはさみ込まれないでいたことにちょっと驚いた。

 映画を観たあとは大相撲を見たが、二敗の大栄翔と三敗の霧馬山が千秋楽で取り組み、霧馬山が勝ったことで「優勝決定戦」となった。大栄翔が本割りと同じような猪突猛進タイプの相撲になってしまい、霧馬山がまたもかわして、霧場山の初優勝になった。
 今場所は横綱大関も不在の場所だったから、「殊勲賞」は該当なしではあった。そりゃそうだろう。しかし今場所は関脇・小結で好成績で終えた力士が多く、もう上の方が詰まって来た感じだ。早く誰か大関に昇進しないとね。

 さて、夕食に久々に「カレーライス」をつくった。今回は市販のカレールウの分量を半分ぐらいに減らし、前に買ってあった「カレーパウダー」(これはコリアンダーとかターメリック、クミンシードとかカルダモンなんかをさいしょっからいい比率で混ぜてくれてあるインド製の調味料)をけっこうな量ぶち込んで煮込んだら、わたしが望んでいた「サラッ」としたカレーに近づいた仕上がりになり、味も相当に良かった。次回は、この「カレーパウダー」だけを使ってつくってみたい。

 夜になって、「ダーウィンが来た!」で「恐竜」のその後の研究の進展、新しい発見などを見て、まあ映画『ジュラシック・ワールド』のシリーズを見ても「知らない恐竜ばっかりだなあ」とも思っていたのだけれども、このところの新しい「発見ラッシュ」は何だかスゴいものがあるのだ。しかも、「恐竜絶滅」の原因となった「大隕石衝突」以降も何万年も生き残った恐竜がいたらしい、というのも興味深かった(生き残ったからといって、その後の地球の生態系に影響を与えたわけでもないようだったろうけれども)。