ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-02-01(Wed)

 2月になった。そして、急に暖かくなった。とりあえずこの暖かさは今日だけのことだというが、日本中3月の陽気なのだという。こういう日は「お出かけ」したいな、という気もちにもなり、松戸のハローワークへ行って、長いこと放ったらかしにしておいた「失業保険給付の申請」をそろそろやっておこうか、という気分になった。いつまでも放置しておいていいものでもなく、少し精神状態も良くなったようにも思えるので、今日やってしまおうと。
 早く出かけて早く帰れるようにしようと思ったが、ついつい出遅れてしまい、手続きには時間もかかりそうなのでウチで昼食を取り、午後いちで出かけようということにした。

 それでゆっくりと、「今日の昼食は何をつくろうか」と考える。今は去年買った白菜がまだまだいっぱい残っているし、もやしも玉子もいっぱいある。「この食材で何かつくれないか?」と検索したら、「豚肉ともやしのチャンプルー風」というのが引っかかって来た。ウチにある食材だけでつくれるので、コイツをつくることにした。
 まだまだクッキングするには左手の薬指がヤバい状態なので、ビニール手袋をしての炊事。材料は豚肉、白菜、もやしと玉子だけ。ちゃっちゃっとつくると、白菜をけっこう使ったので思ったより大量に出来てしまった。「まあ半分は夕食だな」と、夕食の心配もなくなった。
 けっこう手軽に出来て、シンプルなわりに美味で、これはまたつくってもいいなと思った。しかし、冬の時期は「白菜」に助けられる。今回は特に大きな白菜をひと玉買ってあったので、もう買ってから40日ぐらいになるが、まだ半分ぐらいは残っている。保存法にも気をつかっているので(冷蔵庫になど入れず、新聞紙に包んでレジ袋に入れ、直立させて置いてある)、今でもシャキッとしているのだ。

 昼食を終えて「お出かけ」することにして、ニェネントくんに「ゴメンね、お留守番お願いね!」と詫びて家を出た。1時前に家を出て、1時半ぐらいには松戸駅に到着したのだが、確認しておいたつもりの「ハローワーク」のある出口と反対側に出てしまい、しばらく迷ってしまった。
 けっきょく、「ハローワーク」に到着したのは2時。その受付で「失業保険給付の申請をしたいのですが」と言うと、「今すぐにも働きたいのですね?」みたいに聞かれ、「いや、ちょっと‥‥」とか答えると、「それではまずはあちらの窓口へ」と案内され、そっちでいろいろと質問されながら書類を作成した。「今すぐには働けない」などと答えると失業保険は交付されないようで、留保付きで「働けます」と答え、何とかパス。また2月10日に来なくてはならないが、それで失業保険交付の認定がされるのだろうか。

 手続きを終えて3時。しっかり1時間かかってしまったが、まあ早く終わった方かも。帰路、自宅駅からの道で跨線橋を渡るとき、すっかり晴れた空にちょびっと欠けた月の姿が見えた。この新しいカメラでどれだけ月を写せるか、いいテストケースだと思ってカメラを空に向けたが、そもそもモニター画面の中に「月」を特定するのが、めっちゃむずかしい。モニターの中では月の明るさも空の中に埋もれてしまうようだ。
 何とか一枚、撮れたけれども、かなりピンボケになってしまった。やはり暗くなってからどのくらい撮影出来るかを試してみたい。

     

 帰宅して4時。このところのニェネントくんの夕食時間より、ちょっと遅くなってしまった。ごはんを準備していると、それまでベッドの布団の中にいたニェネントくんが出て来て、わたしのまわりで「にゃあにゃあ」となくのだった。
 今のニェネントくんの夕食は、以前からのネコ缶に加えて「おさかな生活」というパックをミックスして出してあげてるのだが、これはニェネントくんの具合が悪くなったとき「何とか食欲を回復してもらいたい」と始めたことで、手術後に退院しても、「よくがんばったね!」という慰労の意味を込めて同じメニューをつづけていたのだが、もう今になると、以前のように「ネコ缶だけ」ということも出来なくなってしまった。まあ今は「いつまでも元気でいてね!」というつもりで、今のちょっと贅沢なメニューをつづけるしかない(って、それほどに贅沢でもないか)。