ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-10(Sat)

 また土曜日。一週間の経つのが早い気がする。朝はまたFMで「ウィークエンドサンシャイン」を聴くのだが、今ごろになってパソコンのRadikoでも同時に聴いて(オーディオの方はUSBにエアチェックしてるので、こっちもつけているが)、音声をテレビにつないで聴けば「快適」だということがわかった。ウチのオーディオは音がちょっとこもってしまうというか、低音ばかり強調されてしまうのでそのまま聴くのはむずかしいところがある。いろいろと音質を変えてみたけれどもダメで、けっきょく、テレビのスピーカーからの音がいちばん聴きやすいといういうことだ。
 この朝は11月30日に亡くなられたフリートウッド・マッククリスティン・マクヴィーの小特集から。わたしはフリートウッド・マックというのはまるで聴かなかったのではっきり言って興味はなかった。
 しかし、11月末から12月初めにかけては物故者が多い。昨日は吉田喜重監督の訃報を聞いたばかりだったし、過去にさかのぼれば42年前の12月8日はジョン・レノンの射殺された日だったし、3年前の12月4日は医師の中村哲氏がアフガニスタンで銃撃されて亡くなられたのだった。前に書いたようにジョージ・ハリソン、そしてフランク・ザッパの亡くなられたのもこの時期だった。そう、そしてオーティス・レディングの命日も今日なのだった。

 今日もいい天気で寒さも感じなかった。午前中に久しぶりに外に出て、北のスーパーで買い物をした。
 玉子を買おうとしたが、今は玉子の値上がりがキツい。以前は10個で98円とかで買えたものだったが、その北のスーパーで今は188円。ほぼ倍の価格だ。これはそのスーパーのとなりのドラッグストアの方が安くって、しばらく前までは139円だったのだが、こちらも今は158円になってしまった。しょうがないから、玉子だけはドラッグストアで買う。
 この値上がりの要因は、ウクライナ情勢とかの影響で輸入する鶏のエサ代が急沸したこと、そして「鳥インフルエンザ」の流行などの影響があるという。今の農水相は「年明けには玉子の価格も低下する」と言っているらしいが、やはり冷蔵庫の中に「玉子」は欠かせない食品ではあり、価格も落ち着いてほしいものだ。

 昨日、読んでいる『物語 世界動物史』を読んで知った、約200年前のフランスでの「キリン」の大ブームについてネットで調べてみると、まさにそのことをテーマとした「歴史ノンフィクション」が過去(20年前)に出版されていたことを知った。
 『パリが愛したキリン』というタイトルで、「神秘的な美しさと愛くるしさでフランスを熱狂させた、エジプトからの「生きたワイロ」。フランス革命とナポレオン帝政を経て、束の間の平和に浮かれるパリに送られたキリンと、それをとりまく人々の物語」ということである。やはり「平和」がいちばんだなあと思うが、あまりに面白そうなので、ついつい注文してしまった。

 昼食は、先日買ってあった「ナシゴレンの素」というレトルト品をレンジにかけ、ごはんと混ぜて目玉焼きをのせて食べた。いかにも東南アジアっぽく、ちょっと味が濃い感じがした。あまり好みではないが、もう一食分残っている。まあそのうちに。
 夕食には、冷凍庫にけっこう古い豚レバーが残っていたもので、かんたんに「豚レバーの甘辛煮」をつくっておかずにした。まあまあの味だったけれども、冷凍庫に置きすぎて、本来ならゴミ箱に直行していたような食材だから、「フードロス削減」にはなっただろう。

 この日は夕食後に、DVDで昨日観るのを中断していた吉田喜重監督の『戒厳令』を観た。
 わたしは長いこと、夕食を食べるとすぐにベッドで横になってしまい、そういうのは健康に良くないことはわかっていたわけで、こうやって「夕食後に映画を一本」観るというのを習慣づけるといいように思う。

 映画を観終わってベッドに行って横になったが、この日はなぜか、ニェネントくんはわたしの上に乗って来ないのだった。そもそもベッドのある和室に来ないでリヴィングでじっとしていて、「どうしたんだろう? 調子が悪いのかな?」と心配になってしまうのだった。