ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-11-13(Sun)

 米がなくなってきたので、北のスーパーに買い出しに行く。5キロの米を買って持ち帰るのは大変なので、ついに先日買ったカートを使うことにした。
 カートを持って外に出て進むと、なるほどこれは「歩行補助」にはならないなと痛感した。「歩行補助」にするためには、わたしの前にカートを押して進めるようにして、その取っ手に手を添えて身を預けるようにしなければ補助にならないのだが、そうやって自分の前にカートを置いて進めると、そのカートの車輪の左右の動きが固定されているもので、すぐにカートが右や左にぶれてしまい、まっすぐには進んでくれないのだ。これは自分の後ろに引いて歩くしかなく、まるで「歩行補助」の役には立たない。まあこのところ体調も良く、歩いてふらつくこともないのでかまわないが。

       

 それで米を買ってカートに入れ、帰路に着くとこれまた結構扱いにくく、もう決して自分の前に押して進むことは出来はしないのだった。これは重い荷物を積むとカートを支えるポールが途中で折れ曲がる構造になっているからで、引いて歩くしかないのである。
 まあそれでも5キロの米を運ぶとかいうのでは確かに楽で、まさに「カート」としての購入になってしまったか、というところ。使い道がないわけではないからいいが、そ~んなに買い物のたびに引きずって行くなどということもしないだろう。ちょっと「高い買い物」だったかな。
 買い物の途中で、咲いていた花の写真を撮った。何という花なのかはわからない。

       

 この日は「おでん」をつくった。まあ「つくった」というのはほとんどウソで、ただ出来合いの材料を鍋に入れて温めるだけ、みたいなお手軽惣菜である。ただ「仕込み」には力を入れ、ダイコンは先にたっぷり煮込んで、白いところが見えなくなるまで煮た。トータルで40分ぐらい煮込んだのではないかと思う。あとはジャガイモも5~6分、先に煮込んでおいた。
 昨日から使い始めた新しい炊飯器で炊いたご飯で昼食にしたが、これはかなり美味しかった。ダイコンもいい具合の煮え具合だったし、何よりもジャガイモの下ごしらえがうまくいって、ぜったいに煮崩れはしないという硬さでジャガイモの旨さも引き出され、おでんには最適のあんばいだったと思う。

 昼食のあと、昨日の「ウィークエンドサンシャイン」の録音してあったビートルズの「リボルバー」特集を、USBをパソコンにつなぎ変え、パソコンからテレビに飛ばしてテレビの音声でひととおり聴いた。
 ウチのオーディオはまったく高級品ではないのだが、普通に聴いても低音が響きすぎ、「ちゃんと聴ける」という音量まで上げると、ちょっと近隣から苦情が寄せられるレベルになってしまうわけで、普通に音を楽しむには今日のようにテレビの音声で聴くのがいちばんいい(そりゃあ低音には不満はあるが)。

 わたしがそうやって音楽を聴いているあいだ、わたしの後ろでニェネントくんが、昨日買った炊飯器の空き段ボールの中にもぐり込んでまどろんでいた。やっぱりネコくんたちは段ボール箱が好きなんだなあ。昨夜は「引きこもり」になってしまって心配したニェネントくんだったけれども、この日はいつものような「元気」なニェネントくんに戻ってくれて、わたしもひと安心したのだった。

 さて、この日からは大相撲の九州場所が始まった。これから二週間、毎日楽しめるのだ。わたしは栃ノ心さえ勝ってくれればいいところがあり、日ごとに一喜一憂なわけだ(泣)。この初日は隆の勝との対戦で、いちどは土俵際まで攻め込まれたあと反撃、見事に勝利したものと思え、テレビの前で手を打って喜んだのだったが「物言い」がつき、攻め込まれたときに栃ノ心のかかとが土俵を割っていたということで、軍配がくつがえされ、敗戦となってしまった。がっくりではあった。

 実は昼に仕込んだ「おでん」は鍋からあふれるほどのけっこう膨大な量で、この夕食はもちろん、明日の昼食も夕食もこの「おでん」で、ということになりそうだ。
 それでこの夕食も「おでん」になったわけだけれども、ひとつヤバいこと。それは昨日の夕方に新しい炊飯器で炊いたご飯を、保温しておいてこの夕食に食べたのだけれども、コレが加熱され過ぎて水分が飛んでしまい、うつわの際の部分の白米がカパカパになってしまっていたことだ。これはちょっと食べられない。前の炊飯器は24時間保温もまったく問題はなかったのだけれども、この炊飯器は夕方に炊いた米は翌日の昼食が限界みたいだ。そのあとは炊飯器から出して保存しないといけないだろう。