ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-11-10(Thu)

 自分の体調が壊れてしまったのと同じように、わたしの身の回りの品も、この今になってあれこれとダメになって来ている。

 まずは「炊飯器」だ。しばらく前から「この炊き上がりはあんまりではないのか」とは思っていたのだけれども、やっぱりヒドいことになってしまっている。
 ちゃんと米は炊けるのだけれども、炊き上がった米にはムラがあり、「半煮え」みたいに、米粒に炊き上がっていない「芯」が残っていたり、そうでなければ炊け過ぎというか、一粒一粒がパラリと分離して炊き上がらず、べっちゃべちゃになってしまう。ぜったいにチャーハンなんかつくれないだろうな。というか、「米」としてまったく美味しい炊き上がりではない。
 わたしは多少は自炊でまずい料理(おかず)をつくってしまったとしても、「ご飯」の炊きたての米の味にまぎらせて「ま、いいか!」という食事をしていたわけだが、その「ご飯」自体がまずいとなると、いくらクッキングにがんばって「美味しいおかず」をこしらえても、この「ご飯」のせいで食えなくなってしまうのだ。
 調べてみたら、この炊飯器を買ったのは6年半ぐらい前のことで、「炊飯器の寿命は6年ぐらいね!」というネットの記述に合致している。メカ的に「電源が入らない」とか「炊けなくなる」などということではなく、「炊けるけど不味いよ」という劣化の仕方というのも、一種「老化」だね、という感想になる。ま、新しい炊飯器を買わないとならないだろう。

 そして次は、デジカメが壊れてしまった。これはひょっとしたら先日わたしが転倒したときに、バッグにしまってあったデジカメもぶっつけてしまったせいかとも思うのだけれども、電源ボタンを押すと正常ならばレンズ部分がグインと前面に飛び出してくるわけだけれども、それが外部の構造に邪魔されて出て来れず、「カタカタカタ」と音を立ててレンズを前に出そうとするのだけれども、それが出来なくって電源が落ちてしまう。
 これは内部構造的な故障ではなく、外のフレームが歪んでしまったせいのことだと想像出来るわけで、「これは自分で修理出来るだろう」と、細いネジ回しなどを持って来てあれこれやってみた。
 レンズ部の手前の円形のフレームを取り外してみると、ちゃんと正常に起動して、「ほら見たことか」とは思ったのだが、それでまたその円形フレームをつけ直してやると、またダメになってしまった。

 ‥‥こうなるともう、わたしの手には負えないところだった。もうちょっとうまく修理すれば復帰した可能性は大きいけれども、そこまでの能力はわたしにはなかった。
 「これはもうダメだね」と思ったが、このデジカメを買ったのは1年半前のことで、その前まで使っていた同じメーカーのデジカメは、まだ保管してあったのだ。その古いデジカメは特に大きな故障があったわけでもなく、取り出して使ってみると普通に使えた。「なんだ、こっちを使えばいいじゃないか」とは思ったが、実はやはりその古いデジカメには「不具合」があり、いろんな設定をしようとすると設定画面がクルクルと変わってしまい、特定するのがむずかしいのだった。このせいで画像を削除しようとして、「全画像」を削除してしまったこともあったのを思い出した。
 やっぱり新しく買い直した方がいいかな、とAmazonで検索してみると、もうこの機種は「製造中止」になっていて、残っているモノはけっこうな価格になっていた。調べてみると、1年半前にこのデジカメを買ったときもそのくらいの価格はしていたようで、「わたしもずいぶん太っ腹で買ってしまったのだな」と感心してしまった。今回もまた、「太っ腹」で行ってみようか?

 ということで(ということもないが)、この日は何もしなかった。国分寺のクリニックへ行く連絡を取るとか、やることはいろいろとあるというのに。

 あと、外を歩くのが不安だということもあって購入した、買い物用のカートが到着した。まあ単純に「歩行補助」というのではなく、いろいろとお買い物の役には立ちそうに思う。例えば5キロのお米を買ったときなどに役立つだろうし、北のスーパーの「リサイクルステーション」へ不要な本などを持って行くのにも使えると思う。今の「歩行障害」が解決しても、役立ってくれるモノと思う。
 その、古いデジカメで買ったカートを撮影してみた。