ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-11-07(Mon)

 仕事に出ていないとはいえ、けっこういろいろなスケジュールがわたしを待ち構えている。今、喫緊の問題はひとつにわたしの体調であり、もうひとつは先月の解雇後の「元:勤務先」との折衝ではある。
 今日は、先日その労働問題で高田馬場の「労働基準監督署」に行き損ねたこともあったので、まずはもういちど高田馬場の「労働基準監督署」へ行って問題を突き詰めることにして、明日には「身体状態」問題解決のために近隣の病院へ行こうとの予定を立てた。

 そういうことで、9時過ぎに家を出て、高田馬場の「労働基準監督署」へと向かう。もちろん先日のようなナンセンスな「忘れ物」は繰り返さないように、充分に気をつけて出発。この日も「小春日和」というか、好天である。

 労働基準監督署に到着し、本来だったら「予約」してから訪れなくてはならないらしかったが、とにかくは前回とはちがう方との面談をしていただく。
 前回の相談内容から、「こういう行動を取ったんですよ」と、その「元:勤務先」へ送付したファクシミリを提示してみたけれど、「こういうのは郵送でなくてはならないですよ」と言われ、「それはそうだったかもしれない」とは思うのだが、いろんな面で前回の相談内容とは異なることを言われたので、「だったら前回の面談でそういうことを言ってくださればよかったのに」とか言うと、けっこう詰めた内容の話を聞かせていただいた。
 まずは、わたしの住まいの市の市役所でも「労働問題相談」をやっているそうで、そこでは「あっせん」へ向けてのしっかりした経路が示されるだろうということ。こういうことは前回に話してくれればよかったのに。「弁護士に仲介してもらって」ということでのプラクティカルなことも話を聞き、大変に参考になった。わたしとしてはまずは、その市役所でやっている「労働問題相談」を受けることから次のステップになることだろう。

 「有意義な面談だった」と思いながら帰路に着き、帰宅してからその市役所での「労働問題相談」の件を調べてみると、確かにそういう「年金・労働相談」の相談会は実施されているのだが、それは月に一度、「第二水曜日」のみということで、なんと、それは「あさって」なのである。あわてて担当窓口に電話してみるが、受付の午後三時を若干過ぎていたこともあり、そのあさっての相談会にわたしが参加できるかどうかは今は返答できないので、明日の午前中に折り返し返答するということだった。
 ここでその「相談会」に参加できないと、次の12月の「相談会」まで一ヶ月待たなくってはならないから「深刻」ではある。「なんとかならないかな」と願う気もちである。

 しかし、明日はなんとか病院に行きたいとは思っているし、あさってには市役所へ行かなくってはならなくなるか。いそがしいことだ。

 その時点で、ケータイにこの朝から知らない方からのメールが届いていたことを思い出し、まあそういう「知らないメール」というのはしょっちゅう届くわけだから放置していたのだけれども、気になってそのメールを見てみると、なんと、そのメールはわたしの「元:勤務先」の管理部部長からのメールで、その内容はなんと、わたしがファクシミリで要求した内容を全面的に認め、当時の社員の対応を詫びるものだった。つまり、「満額回答」ではあった。

 正直言って、「驚愕」した。もちろんわたしの「要求」は理にかなったものではあったし、認められるべきだろうとは思っていたが、自分の発想ではあのような要求はぜったいに出て来なかったわけだし、そういうことでは今日の「労働基準監督署」で応対していただいた方よりも、前回「労働基準監督署」で面談して下さり、「これは契約期間中の賃金を請求出来ますね」とサジェストして下さった方のおかげである。

 というか、えらいのは、泣き寝入りしないで「これからどんな方策が取れるか」と考え、「労働基準監督署」に相談に行ったわたしなのであろう。
 まあ実際のところ、わたしの今の「身体状態」は就労を継続出来るような状態ではなく、こんな騒動がなくってもわたしは「退職」という道を選ばざるを得なかったかもしれない、とは思うだけに、喜びはなおさらである。
 これであさっての市役所での「労働問題相談会」へ参加する必要もなくなった。

 あとはわたしの「身体状態」のこと。明日行こうと思っている病院のことを調べ、「初診」でも大丈夫だろうと確認した。
 このあたりの経緯(いきさつ)を娘に知らせたら、娘はわたしの明日の通院に付き添ってくれるという返答を得た。うれしいことである。

 今日はその高田馬場からの帰り、自宅駅から「野良ネコ通り」を歩いて、車の屋根でくつろいでいる「ヒゲ殿下」の姿を見れた。う~ん、なんだかわたしと同じように「気分良さそう」だ。