ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-10-14(Fri)

 毎日のように、その日の天候からこの日記を書きはじめるようになってしまっているけれども、まあわたしの日記なのだからそれでいいではないかと思っている(何を言ってるのかわからない文章だが)。

 今は毎朝、目覚めるとケータイの「天気予報」(時間ごとの予報が出ている)をみて、その日の服装とか「傘を持って行くか?」とか決めているわけだけれども、今朝みた予報では、(夜中の)3時ぐらいまで雨が残るけれども、そのあとはいちおう雨もあがって、曇天の一日になるということだった。気温はそんなに高くならないというから、やはり「長袖Tシャツ」プラス「長袖シャツ」という、昨日と同じ装いでいいだろう。

 ところがわたしが家を出る間際、テレビで唯一この時間ライヴ放送している局の「天気予報」をみると、そのとき新宿ではまだ雨が降っているのだった。「おやおや、でもどうせあと2~30分でやむのだろう」などと思いながら家を出ようとドアを開けると、このあたりでもけっこうまだ雨が降っていてあせった。
 あわてて部屋に取って返し、「まあ仕事を終える頃には雨もやんでいるはずだから」と、折りたたみ傘を取り出して家を出た。もちろん外は雨が降っているから、即、傘をさして駅への道を歩く。

 電車に乗って、勤務地の駅に降りて外に出ればもう雨もやんでいるかと思っていたのだが、意外とまだ弱い雨が降りつづいていた。
 天気予報では「3時ぐらいで雨はやむよ」というはずだったのに、けっきょく9時ぐらいまでは雨は降りつづいたのだった。どうも最近、こういう「短期(時間)予報」でのハズレが多い気がするが、わたしなどはそういう「短期の時間」での予報がたいせつなので、それがハズレてしまうのはショックでもありますね。

 職場に着いて、(どうせ仕事の終わるころには雨もやんでいるだろうと予測して)雨に濡れた「折りたたみ傘」を休憩室に拡げて乾かすのだったが、みんな考えることは同じなのか、この日の会議室に訪れたお客さんらは皆、会議室で折りたたみ傘を拡げて乾燥させていて、この日はどの会議室にも「折りたたみ傘」の花が咲いていたのだった。折りたたみ傘にもいろいろな柄があるもので、まさに「花開く」という風情ではあった。

 帰りの時間には雨もやみ、濡れていた傘も乾いてバッグにしまって帰路に着く。この日は久しぶりに、ウチの近くにスズメたちが群れているのを見た。ほんとうは7~8羽の群れだったけれども、せいぜい2羽の写真を撮れただけになった。

     

     

 さて、今月からとなり駅の映画館ではフランソワ・トリュフォーの特集上映が始まっている。これはトリュフォーの生誕90周年の記念で6月に有楽町の映画館で開催されたものがそのまま引き継がれるもの。それで先日は『大人は判ってくれない』が上映されていて、今はこの日まで『ピアニストを撃て』が上映されている。今日は夕方からこの映画を観に行きたい。
 実はわたしはトリュフォーの映画というものをそれほどに観ているわけでなく、これを機会に何本か観ておきたいと思っているわけで、その一本目がこの『ピアニストを撃て』ではある。過去の自分の日記でチェックすると、わたしはこの映画は10年前に観ているようなのだが、例によってこれっぽっちも記憶していないのである。

 ひとつ面白いのは、先行した有楽町の映画館での「特集上映」では、この『ピアニストを撃て』はプログラムに含まれてはいなくって、この一本に関してはそのとなり駅の映画館が「独自」にプログラムに入れているようだった。
 それでちょっとAmazonで、この『ピアニストを撃て』のDVDとかをチェックしてみたのだけれども、どうやら今は「品切れ」のようで、中古版で5000円近い値がついていた。

 映画館へ出かける前に、炊飯器に米と「パエリアの素」、それと「シーフードミックス」をセットして、帰宅したあとの夕食にしようと目論む(どうも美味しそうな予感はまるでないのだが)。

 映画館のお客さんは20人ぐらいだっただろうか。実は映画を観ての自分の反応でおどろくことがあったのだけれども、そのことは別に書こうと思う。いささかに「ショック」なことでもあって、この日は寝るまでそのことを考え込んでしまった。
 帰宅して、炊き上がっていた「パエリア」を食べるのだが、予感通り、これはまったく美味しくなかった。