ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-09-28(Wed)

 もう、わたしが仕事で家を出る時間、午前4時40分ぐらいの時間は「真っ暗な深夜」になった。そんな「深夜」の夜道を歩くのは、楽しくも何ともない。それでもときどきこの時間、犬の散歩をさせている人に出会うこともあって、ほっこりとする。
 もうひとつ。最近は駅への道で、「早起き」の野良ネコの姿を見かけることがあり、これもほっこりする(まあ「早起き」というのはわたしの勝手な判断で、実のところは「夜更かし」していて、このあと「もう寝ようか!」と眠りに入るのかもしれないのだが)。
 その「早起きネコ」に、この朝も出会った。ちょうど一週間ぶりの再会で、道を歩いていて暗い畑の中に白い毛のこの「早起きネコ」の姿を見つけると、うれしくなる。うまい具合に「白毛」だから、この真っ暗な夜中でも目につくけれども、これが「黒猫」だったりしたらまるで気づかないことだろう。
 いちおう、そんな「真っ暗」な中、カメラを向けてシャッターを切ってみたけれども、もちろん何も写ってはいないのだった(多少、そのネコのいた手前の草むらの「緑」は判別できるかと思うが)。

     

 でもこのところ、早朝の駅への道ではこの「早起きネコ」との出会い、そして仕事を終えての帰り道では「ヒゲ殿下」との出会いが、わたしを生き還らせてくれる思いがする(もちろん、それでウチに帰ると、ニェネントくんが待っていてくれるわけだけれども)。

 この日も仕事の帰りに駅前のスーパーに立ち寄り、昨日「コレだね!」と思ったパスタソースを買い込んで帰った。それと「賞味期限」が明日までという、値引きされていた「角切りバラ焼豚」のレトルトパックを買って帰ったのだけれども、まずは「おつまみ」としてこの焼豚はとっても美味だったし、夕食はコレを使って「チャーハン」作成。どうもなぜか、(せっかく美味しい焼豚を使っているというのに)わたしがつくる自作チャーハンはいっつもおんなじ味で、「わたしが食べたいチャーハンはこういう味ではないのに!」という出来上がりにしかならない。何が悪いのかわからないが、残念だ。

 連休も明けて、わたし的に「精神的」には、とっても「元気」になった気分ではあるのだけれども、ただ「自己更新的」気分としては停滞しているところもあり、それはどういうことかというと、「わたし、頭悪い!」という感覚ではある。
 しばらくキチンと映画とか観ていないし、先日読み終えた岡田利規の『ブロッコリー・レボリューション』の感想を書こうとしたら、「よく思い出せない」というていたらくではある。今は今村夏子の新作『とんこつQ&A』を読んでいて、「面白いね!」というところなのだけれども、コレもまた全部読み終えてこの日記に「感想」を書こうとしたら、何を書けばいいのかわからない「わたし」になってしまうのだろうか。

 昨日、安倍元首相の「国葬」に対抗して(?)「テレビ東京」で放映されていた映画『ベートーベン』だけれども、今日の午後のネット記事だと、その視聴率は2.4パーセントで終わったらしい。ちょっと残念だが、「民放系」では最も保守系メディアの「フジテレビ」の昨日の国葬の視聴率は2.5パーセントだったというから、「ほぼ同率」であろう。
 というか、「安倍元首相を賛美」という姿勢がいちばん「あらわ」なのは、わたしの勝手な判断では「フジテレビ」であったことだろうから、そういう「安倍賛美」中継と、そういう国葬とまったく無関係なワンコのコメディ映画『ベートーベン』とがほぼ同じ視聴率だったというのは、つまり見る視聴者の意識の中で「故:安倍晋三」を悼む気もちからこの「国葬」を見ていたわけではない、ということではないかと思う。