ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-09-26(Mon)

 秋の「シルバーウィーク」も終わってしまった。そしてその連休のあいだ中、まったく体調のよろしくなかったわたしは、連休のあいだ何を楽しむわけでもなかったし、ただテレビで相撲中継を見ていたぐらいのものだった。
 そして今日からまた仕事が始まるのだが、なぜか「休み」が終わるという昨日から体調も回復し出し、今朝も目覚めは快調だった。なんだか、連休のあいだのように「やりたいことも出来ずに」ウチでゴロゴロしているよりも、こうやってそれが「仕事」であっても、外に出られるということが<気分転換>なのだろうか、<いい気分>に思えてしまう。どうも連休中の<不調>というのも、精神的なモノが大きかったのかとも思ってしまう。であるならば、これからはそのコースで精神を鼓舞し、<気分転換>しよう。

 連休のあいだ、わたしの精神状態にシンクロして気象状態もよろしくなかったが(じっさいのところは<大雨>とかに見舞われてしまうことはなかったのだけれども)、やはり昨日から天気も良くなり、この日も快晴。まだちょっと昼間の気温は高めだけれども、すっかり「秋」というところである。

 早朝、いつもスズメやムクドリの群れている勤務地の近くの芝生に、この朝はまた、同じスポットにスズメとムクドリがいっしょに集っているところを見れた。ムクドリとスズメは、双方とも食物は植物の種子、そして小型の虫の幼虫とバッティングするわけだけれども、この場所のケースでは体も大きくて数も多いムクドリの方が、スズメが同じ場所にいて同じものを食べることを容認しているように思える。やさしいね(じっさい、お互いにどう思っているのかはわからないが)。

     

 あとで調べてみたが、もしかしたらスズメたちは芝生の「葉」を中心についばみ、ムクドリたちは「虫」を食べるという風に、同じところにいても「棲み分け」出来ているのかもしれない。

 連休前に通勤電車の中で岡田利規の『ブロッコリー・レボリューション』を読み終え、そてでまだその感想をこの日記に書いていないのだけれども、今日からは読むのを楽しみにしていた今村夏子の『トンコツQ&A』を読み始めた。こういうことでも、体調が良くなったりもするものだろう。

 仕事の帰り道、「野良ネコ通り」のいつもの駐車場で、「ヒゲ殿下」が寝っ転がっているのを見た。
 殿下もこの暑かった夏を乗り切りましたね。またいつも、元気なお姿を見たいものです。

     

 帰りがけに駅前のスーパーに立ち寄って、久しぶりに「焼きそば」の生麺(3食100円)を買い、帰宅してから冷蔵庫で死にかけていたもやしやキャベツ、ニンジンなどを加え、焼きそばに添付されている「粉末ソース」は使わず(そもそも「ソース味」が好きくないし、化学調味料の味が過剰なのだ)、久しぶりに「鶏がらスープの素」と日本酒とで調理して食した。これはわたしが開発した「わたしの味」で、「まあ美味しいね」と思いながら食べることが出来た(最近、自分でつくったものを「おいしいね」と感じて食べたというのもずいぶんと久しぶりのことであった)。どうやら「何を食べても飲んでも美味しくない」という、連休中の「不調」も克服されたかと思う。残念ながら、買い置きのウィスキーも「美味しく」飲んでしまい、これをチャンスに断酒出来るか、という夢は叶わなかったように思う。残念なり。