昨日はおそらく、遅くとも夕方4時半にはベッドで眠り始め、そのまま延々と寝つづけたわけで、今朝起き出したのは7時を過ぎてのことだった。なんと、15時間も寝ていたことになる。ほとんど病人である。寝ている朝方2回ほど、ニェネントがわたしの寝ているベッドの上に跳び乗って来て「いつまで寝てるのさ! 早くわたしのごはんちょ~だいよ!」というアピールをしていた記憶がある。
考えてみればこのところ多少は寝不足気味で、通勤の電車の中で寝てしまうことはなかったけれども、仕事中の休憩時間に休憩室で横になっていると、フッと眠りに囚われ意識が不明になることが、一度ならずあったものだった。
だから睡眠不足を補えて良かったかというとそういうことでもなく(たっぷりの睡眠の効果があらわれて来るのは明日以降だろうと思う)、いちおうベッドから抜け出してリヴィングに移ってからも、ただぼんやりとしている。この朝は映画『さかなのこ』を観に行こうかという計画も立てていたが、とんでもないことである。とにかくは一日の大半はぼんやりと過ごした(たいていの時間は、パソコンでカードゲームをやっていた)。
つけっぱなしのテレビをぼんやりと見ていると、10時からはまた報道バラエティ番組。また司会のお笑いコンビの片割れが「旧:統一教会」のことで妙なことを言い出すんじゃないかと思っていたら、やはり「期待通り」だった。
岸田総理が「安倍元首相と旧統一教会との関係を調査しない」と語ったことから、「こういう姿勢では安倍元首相に<ぬれぎぬ>を着せることになる」と、わたしなどの考える<一般常識>と真逆なことを語るのである。つまり彼の考えでは安倍元首相は旧統一教会との関係では<潔白>なのであるから、<潔白>であることをちゃんと調査した方がいい、ということなのだろうか。
まあ「調査した方がいい」という考え自体はわたしなどとおんなじなわけだから、「調査すべき」と声を上げてくれることには賛成するが。
ネットのニュースをみていたら、開催されていたヴェネチア映画祭の授賞式の「クラシック部門」で、鈴木清順監督の『殺しの烙印』4Kデジタル復元版が「最優秀復元映画賞」を受賞したということだった。喜ばしいニュースではないか。
もちろんかつて観た映画だけれどもちょうど今、ネットのサブスク配信でその『殺しの烙印』が見られるので観てみようと思ったが、まだそういう「元気」はないのだった。
それでも夕方にはいくぶん元気になり、昨日考えた「マイナポイント」第2弾の申請を、近所のコンビニでやってみようと考えて、暗くなってから出かけた。
コンビニにあるATMで、たしかに「ちゃっちゃっ」と申請は出来た。しかし、「健康保険証としての利用申し込み」は完了出来たようだったけれども、もうひとつの「公金受取口座の登録」をやる前に、手続きは勝手に終了してしまうのだった。
「どういうこと?」と不可解な思いにとらわれながら帰宅し、ネットでそのあたりを調べてみると、なんと、そのコンビニのATMでは「公金受取口座の登録」は出来ないのだと、ちっちゃく書いてあったのだった。
正直、「なんだかな~」という感じである。持っているスマホが「マイナポイント」用のアプリに対応していなくって、パソコンでやろうにも「カードリーダー」を持っていないと、ここまで「嫌がらせ」を受けなくってはならないのだろうか。
「そういうことなら<郵便局>なら可能なのだろう」と、明日の仕事の帰りにでも郵便局に寄ってみようと思うのだった。
あ、夕ご飯はそのコンビニで「幕の内弁当」を買って帰って食べたが、あんまし「美味」とは思えなかった。残念(やはり、先日のスーパーで買った「鶏照焼鶏そぼろ弁当」が、安かったけど美味しかったな)。