ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-08-31(Wed)

 暑かった8月も今日で終わりだ。わたしにとって、この年のこの8月は「Sickness(ビョーキ)」の月だった。7月31日の日曜日に不用意に室内で昼寝して「熱中症」らしい症状になったことから始まり、時に調子が良くなることはあってもずっとフラフラしつづけ、頭を締め付けられるような頭痛もつづいたのだった。「COVID-19」に感染したのかとも思い、検査も受けたりしたのだったが、つい先日ようやっと(自己診断だけれども)それは「緊張型頭痛」だったのではないかということに気づき、そのあたりに留意したらば、とたんにそれまでの体調不良も快方に向かったのだった。つまり、そんなことでこの8月一ヶ月はほとんど無為に過ごしてしまった気分だ。

 まあ基本は平日は仕事に出ていたので、通勤時間に本を読むとかしてはいたし、つい2~3日前にはようやっとサブスクとかで自宅で映画とかも観て(それも一日に2本も!)、そのことが今の身体の快調へともつながった気がする。9月はあんまりパソコンにへばり着かないで、もうちょっと映画とか(映画館ででも自宅ででも)観たいと思っている(8月は観たかった映画もけっこうスルーしてしまったし)。
 ただ、まったく音楽を聴かなくなってしまっていて、せっかく「Amazon Music Unlimited」と有料契約してしまったというのに、まったく活用していない。7月に買ったCDも、まるっきし聴いてもいないのだ。自宅での読書もしなくなり、この夜久しぶりに、読んでいる途中で放置してある大岡昇平の『野火』を読もうとしたら、「どこまで読んだのか」まったくわからなくなってしまっていた。

 今日はちょびっと「自炊」をしようと、ウチに在庫のけっこうある「皿うどん」をつくろうと白菜とかを買って帰る。野菜類、そして肉などをちゃっちゃっと炒めて、その「皿うどん」に添付されている粉末の「とろみの素」をまぜ、麺にかけるだけなのだ。
 それで夕方になっていよいよつくろうと冷蔵庫を開けてみると、目の前に賞味期限が昨日までの牛乳パックが目に入った。そのとなりには、そろそろ黄色く変色して来そうなブロッコリーもしまってあった。
 「皿うどん」などはいつでもつくれるから、「今つくらねば材料がムダになってしまう」という牛乳とブロッコリー、そして今日買った白菜とを合わせて、急きょ「白菜とブロッコリーのクリーム煮」をつくることにした(今まで何度もつくっていて手慣れた献立ではある)。思いのほか本格的な「自炊」になってしまったが、出来上がってみると、いつものレシピから変えてぶち込んだ「ビーフコンソメの素」の味が効いたようで、自分の感覚では今まででいちばん美味な「白菜とブロッコリーのクリーム煮」に仕上がったように思う。こういうことでも「元気」になれる。
 まだまだ「完全復帰」とは行ってない気もするけれども、「魔の8月」も今日で終わりだ。明日からはハッスル(死語)したい。

 今日の写真は、仕事の帰りにウチの近くで咲いていた「ヘブンリーブルー(ソライロアサガオ、又はセイヨウアサガオ)」の花。こうやって一箇所からまとまっていくつもの花が咲くのが特徴で、古来から日本で見られた、いわゆる「アサガオ」とは異なり、夏が過ぎても年末まで咲きつづけるのだ(ちょっと「季節感」は乏しい)。最近はもう、古来の「アサガオ」を見かけることはめったになく、「ああ、アサガオが咲いているな」と思うと、だいたい決まってそれは、この「ヘブンリーブルー」なのである。