ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-08-18(Thu)

 体調はかなり良くなったように思うのだが、そう思うことで気分的に「ハイ」になっていたのか、昨夜はなかなか寝られず、おそらく12時過ぎまで起きていたのではないかと思う。そういうわけで今度は「寝不足」気味で、特に眠いというのではないけれども、少し体調も落ちてしまった気がする。

 今日は起きたときには雨は降っていなかったけど、天気予報を見ると、このわたしの住まいのあたりでも、勤め先のあたりでも、9時ぐらいから大いに雨が降るだろうという予報。その雨はだいたい午前中でやんでしまうだろうというが、はたして傘を持って行くべきかどうか、微妙なところではある。やはりいちおう、折りたたみ傘をバッグに入れて出ることにした。

 今日も気温は昨日と同じぐらいになるようで、ニェネントくんのためにエアコンをつけて仕事に出るかどうか、ちょびっと迷ったのだけれども、今日もエアコンはつけないでおくことにした。ニェネントくん、暑かったらごめんなさい!

 昨日まで、職場には人の出入りも少なくってのんびりしたものだったが、今日はとつぜんに、建物のすべての会議室に会議が入って多くの人が出入りすることになり(めったにあることではない)、それでどの会議室でも会議が始まるという時間に外では激しい雨が降り始め、エライことになってしまった。それでわたしはさらに、ヘトヘトになってしまうのだった。

 しかし、わたしが仕事を終えて帰路に着くころには雨もすっかりやみ、もう日も照り始めていた。けっきょく、折りたたみ傘を使うことはなかった。
 自宅駅からの帰り道、「野良ネコ通り」を歩いたら、久しぶりに「ヒゲ殿下」にお会いした。いつも殿下が休息されている駐車場で、ゴロリと横になっておられた。

     

 しっかりとその姿を見るのはまさにちょうど一ヶ月ぶりのことだし、もう最近はこの「野良ネコ通り」でネコたちに出会うこともほとんどなくなってしまった。以前は3,4匹のネコとはすぐ出会えたし、トータルでいえば7~8匹のネコたちがこの通りの周辺に棲んでいたと思うのだが、もう最近出会うのはこの「ヒゲ殿下」だけになってしまった。

 帰宅すると、もう外では日も照っていて気温も上がっているし、ドアを開けて部屋に入ってもムッとした。もちろん、ニェネントくんは和室の押入れに避難していた。やはりエアコンをつけてやっていればよかった。

 また、まだまだある「すき焼き風煮」で昼食を終え、ちょっと落ち着いてみると、昨日今日とまた多少元気になったこともあり、「映画を観に行こうか」とか思うのだった。
 前にも書いているが、今ウチのとなり駅にある映画館ではずっと「シャンタル・アケルマン映画祭」をやっていて、シャンタル・アケルマンの監督作品を全5本、毎週1本ずつ上映しているわけで、わたしは先週までに上映された3本はキチンとすべて観ているわけで(あ、先週観た『アンナの出会い』の感想をまだ書いていない)、もちろん残りの2本も観るつもりでいるのだけれども、そのうちの今上映されている『囚われの女』は明日までの上映なのである。それはキツい。

 わたしの体調もまだまだ「本調子」というわけではないし、今日は寝不足だったりしているわけだから、まだまだ今の調子では「映画を観に行く」というのはムリっぽい気がする。
 とりあえず今日はパスして、明日体調が良ければ行こうとは思う。とにかく今やっている『囚われの女』、評判はいいのだ。観たいなあ。
 それであさってからはその「シャンタル・アケルマン映画祭」の最終上映作『オルメイヤーの阿房宮』が始まるし、同じ映画館では今、前から観たいと思っていたポール・トーマス・アンダーソン監督の『リコリス・ピザ』も上映されているわけだ。どちらも観たいのだが。

 今日は、高校野球をたっぷり見た。わたしはこの日の第2試合、「高松商vs.近江」の後半から見たのだけれど、逆転~再逆転という展開の見ごたえのある試合だった。それで第3試合は「大阪桐蔭vs.下関国際」という対戦。大阪桐蔭というチームは「優勝候補ナンバー1」というかずば抜けた強さを誇るチームで、このあいだの日曜日のゲームなんか、「19ー0」という圧倒的な勝ちっぷりだった。
 わたしはこのゲームの前半は見なかったのだけれども、後半を見始めてみると「3-4」とやはり大阪桐蔭がリードしていたが、1点差の僅差。下関国際という学校のことは知らないが、「大阪桐蔭相手にがんばっているなあ」という印象。そして9回の表、ついに連打で逆転し、そのまま逃げ切ったのだった。このとき、ゲームの流れを振り返る映像で、下関国際が7回の守備で三重殺(トリプルプレー)をやっていたのを見ることができた。まあこれは大阪桐蔭の側の作戦の失敗でもあったようだけれども(バント&ランをやろうとしたのだ)、見事に決まった「三重殺」、見ていても爽快だった。そしてゲームのあと、負けた大阪桐蔭の選手たちが、まるで決勝戦に負けたように皆が泣きじゃくっていたのが印象的だった。「オレたち、ぜったい優勝するからね!」って思ってたのだろうな。無念ではあっただろう。

 さてニュースを見ていると、先日安倍元首相の「国葬」に反対するデモが行われ、これからも「国葬反対」のデモは多数計画されているという。
 わたしはこういう「デモ」の報道を眼にするたびに思うのだけれども、「国葬」に反対するよりも何よりも先に、安倍元首相と旧・統一教会との「関係」をこそ暴くべきではないだろうか。今は誰もが、実は安倍元首相は「旧統一教会自民党支部」のリーダーだったろうと思っているわけだし、そういうことの究明を置いておいて、とにかく安倍元首相のことは抜かして、今の自民党と旧統一教会との癒着、関係性を究明しようとしても、それはおかしいのではないのか。
 わたしの考えではまず今は、「国葬」の是非であるとか、安倍元首相が「国葬」に値する存在なのかとかいう問題ではなく、その安倍元首相の、祖父の代から継続する「旧統一教会」との強烈に強い結びつきをあらわにするべきときではないのか。そのようにして安倍元首相と旧統一教会との「関係性」が暴かれるなら、何も「国葬反対」などと叫ぶ前に、たいていの日本人は「そんな、旧統一教会とそこまでに結びつきの強かった人物を今、<国葬>などにすべきではない!」という声があがるのではないのだろうか。
 今「国葬反対」を叫んでいるのは、いわゆる「リベラル」な人たちだったり、古い左翼体質の人だったり、そしてそういうことを共有しているメディアの連中なのだろうかとは思う。
 わたしはずっと、そういう今の「リベラル」、「左翼」、そしてそんな連中にシンパシーを持つ古臭いメディアの連中に疑念を持っているわけで、そういう人たちが(特に安倍元首相に関して)何をやって来たかというと、あのいつの間にかその炎も消えてしまった「モリカケサクラ」追及の動きなわけで、同じ「リベラル」「左翼」の仲間内だけで「安倍元首相はヒドいヤツだね」と、自分たちの無力さを慰め合っているだけなのだ。だからそういう情けない「友だちの輪」の外に出ると、「そういうことも言われているみたいだね」という冷めた反応にとどまってしまったのだ。
 今回だっておんなじで、せっかく追求すればいくらでも証拠も出て来そうな「安倍元首相と旧統一教会」のことは<ちょっと脇に置いておいて>、ただ「国葬反対」と叫ぶ。だから今のチャンス、自民党とかが<証拠>を廃棄できる前に、「安倍元首相と旧統一教会」との、先祖にもつながる長い長い関係をこそ暴くべきなのだと思う。そうすれば自ずから、「安倍元首相の国葬」など「問題外」、「そんなこと出来るわけがない」ということになるのではないだろうか。どうだろうか。

 わたしは素直に言って、「リベラル」「左翼」へのシンパシーは持っているが、こんな運動ばかりやっている彼ら、彼女らと肩を組み合おうなどとは、決して思うことはないのだ。

 さあ、あと一日仕事に出れば、ようやっと週末土日の連休になる。明日は映画を観に行こうかとの計画もあるけれども、この週末をゆっくり休息して「元気」を取り戻したい。