ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-08-13(Sat)

 テレビで高校野球を中継している。しっかり見ているわけではないが、ただ「つけっぱなし」にしている。テレビの左上に表示される時計が7時半とか8時とかになり、「おかしいな、もう8時なのになぜ外は暗くならないのだろう」と思ったら、今は夜の8時ではなく、朝の8時なのだった。勝手に、もう今は「夜」なのだと思い込んでいた(つまり、時間記憶が狂っていたのだろう)。それだけでなく、いつもの日常のような「世界」(わたしの外の世界すべて)との距離関係がおかしい。言葉にするのはむずかしいが、異常だ。感覚が異常だ。ニェネントくん、どう思うかね?(ニェネントくんだけは、いつも通りの「ニェネントくん」だ)

     

 そう思うと、昨日一昨日の記憶とかが非常にあいまいで、まあ写真とか撮ってあればその写真をきっかけとして、「そうか、昨日の朝にはネコに出会ったのだった」とか、「公園の木にセミがいっぱいだった」とか思い出せて、なんとかこの日記も書けたのだったが、おととい観た映画『アンナの出会い』など、すっかり忘れてしまっているわけではないけれども、このブログに「感想」を書くに足りる思考を呼び起こせない気がする(そういうわけで、『アンナの出会い』の感想は今すぐには書けない。いずれちゃんと書きたいという希望はあるが、はたして出来るだろうか?)。

 どうもそう思うと頭がフラフラする気がするし、何もやる気が起こらない。けっきょくこの日はそうやってパソコンでゲームとかばかりやってぼんやりと過ごし、なんと、食事をまるでとらないで過ごしてしまった。食欲はまったくゼロである。異常である。

 これが何らかの身体的(「脳」的)異常だとしたら、考えられるのは、3年前に入院した「慢性硬膜下血腫」が再発したのか、それとも、もっと古い病歴の「側頭葉てんかん」が再発したのか、という感じだ。
 特に「側頭葉てんかん」の方は、この数年ずっと国分寺のクリニックに通院していて、毎回「てんかん」の発作を抑える「テグレトール」を処方してもらっていたのだが、そもそも通院するようになってから「側頭葉てんかん」の発作を起こした記憶・自覚もなく、実は自分の勝手な判断で「もういいだろう」と、この春から3ヶ月にいちどの通院をやめていて、その「テグレトール」もしばらく服用していないわけだ。それで今、また「側頭葉てんかん」の発作が起きたか、という気もするが、ただ以前起きた「発作」とは、様相がちがうところもあるわけで、簡単に断定できるものではない。
 やはり、とりあえずは月曜日にでも、職場の近くの「慢性硬膜下血腫」を治療してもらった病院の「脳神経外科」へ行き、「総合判断」をしてもらうべきだろうかと思う。むむむ、また「入院」なんてことになったらどうしよう!(ま、今のところはこうやってしっかりと「日記」も書けているわけだが、「開頭手術ですね!」とか言われたりして!)

 この日は台風がこの関東地方を襲い、予報ではその台風は夜半にはウチの屋根の上を通って行くみたいだ。今日は本来だったら夜には北千住での舞台公演に出かけるつもりでいて、チケットもネットを通じて買ってあったわけだけれども、この天候、そして自分の今の体調から考えても、とても観劇に出かけることは出来なかっただろう。ただこの公演、先週に「知らせ」があり、出演者スタッフに「COVID-19」感染者がでたため、「中止」が発表されていて、チケット代もバックされたのだった。

 台風が近づいているというわりには、夕方の窓の外ではほとんど雨も降っていなくって、風も強くはなかった。
 とりあえずは、今日はまだ一歩も屋外に出てはいないわけで、明日は買い物に出かけなくてはならないし、明日どのような状態で過ごせるか、ということを注視・観察するしかないだろうか?