ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-08-08(Mon)

 月曜日になり、また仕事が始まる。しかし今週は木曜日が「山の日」とかいう祝日で休みなので、いつもの月曜日のように「これから5日間仕事がつづくのか、長いなあ」とか思うのではなく、「とりあえず3日がんばれば休みだ! それで金曜日1日仕事に出たら、もう土日の休みだ!」という感じ。金曜日に有給を取って4連休にしようかとも考えたのだけれども、まあ今は会社の方も人員不足で苦労してるというので、「ここは協力しましょうか」というところ。

 朝見た天気予報では、今日の最高気温は32℃ぐらいになるという。う~ん、それなら今日はニェネントくんのためにエアコンをつけて家を出なくてもいいか、と考えて、この日はエアコンはつけないで仕事に出た。予報以上に気温が上がらなければいいが、とは思っていたが、仕事の終える時間にはそれなりに暑くなってしまっていた。留守番しているニェネントくんのためにも、早く帰ってあげなければならない。

 帰り道、今日明日の食事に「もやし」を使いたくなり、昨日買っておけばよかったとは思ったが、帰りに買って帰ることにした。
 駅前のスーパーで売られている「もやし」はなぜか一袋45円もして高いので買わないが、南のドラッグストアまで行けば25円。しかし南のドラッグストア経由で帰ると距離もあって暑いので、多少の差だったらコンビニで買おうと、北の国道沿いの道から帰った。
 しかしコンビニの「もやし」は38円して、「う~ん、けっこう高いなあ」という感じだ。まあ昨日買っておけばよかった北のスーパーならば19円で半額なわけだけれども、その20円ぐらい得するために炎天下を遠回りするのも、結果として体力的にはン百円とか体力を消耗することだろう。あきらめて38円の「もやし」を買う。

 でもこの日は、こうやって駅の北側の道を歩いたおかげで、ちょっと面白いものを見ることが出来た。それは下の写真なのだけれども、子どもたちが「お買い物ごっこ」か「お祭りごっこ」をやったあとらしい、駐車スペースにチョークで描かれていた痕跡。

     

 ちょっと文字が読みにくいだろうけれども、左上には「えだまめあそびにつかえる たべられない 三つで200円」って書いてあるみたいだ。「えだまめあそび」って、いったいどんな「あそび」なんだろう? 気になる。缶ビールを持って遊んでみたい(あ、食べられないのか!)。

 その右には「プツプツ」と書かれているが、「1100円 1つ10円 2つ50円 5100円」とあり、その右に「1かいだけ」と書かれている。どうも計算がよくわからないというか、「2つ50円」というのは、「1つ10円」というのと比例しないじゃないか、「1つ10円」というのを2つにすればずっと得じゃないかとは思ったのだが、どうやらコレは右に書かれている「1かいだけ」というのがポイントで、おそらくはこれは何らかのゲームみたいなもので、1つにするのか2つにするのかさいしょっから決めておかなくってはならないわけで、おそらくそれは「2つ」の方が当たる確率が高いというか、そういうものなのではないかと思う。けっこう子どもでも「射幸心」というものを心得ているようで、あなどれない。

 楽しいのがいちばん下で、「みせもの 450円」。ちょっと高い気もするが、いったいどういうことをやって遊んでいたんだろう。右下のお化けみたいな恐竜の絵があまりに素晴らしいし、わたしもいっしょに遊んでみたくなった。

 こういう遊びはわたしなんかでも幼いころにやったものだとは思うが、やはり今でも、子どもたちの「想像力」には素晴らしいものがある。わたしなどはこういう心を、どこかで忘れ去ってしまったのだな。
 しかし、高い「もやし」を買おうとしたおかげで、とっても楽しいものを見ることが出来た気がする。

 帰宅してみると、さすがに部屋の中は熱気で「ムッ」としていて、ニェネントくんも押入れの奥に避難していて、しばらくはリヴィングに出てこないのだった。やはり今の季節、ニェネントくんの「お留守番」にエアコンはマストだと思った。

 ‥‥「想像力」。わたしは今通勤時間とかに、ポオの小説全集の第3巻を読んでいるのだが、ちょっとまどろっこしい文章に読む気が失せてしまうことも多く、先日『マリー・ロジェの謎』をようやく読み終えてからあと、ほとんど読まなくなってしまった。
 第2巻の『アーサー・ゴードン・ピムの物語』とか『ジューリアス・ロドマンの日記』などはとっても楽しく、それこそ「想像力」を刺激されながら読んだのだったが。

 帰宅して夕方、夕食の準備をしようとしてお米を炊いたつもりでいたのだが、「炊飯スイッチ」を押しそこねていて、夕食時間に米は炊けてなかったのだった。ということで予定を変更して夕食は買ってあった生麺のラーメンにして、せっかく買った「もやし」は、使わないのだった。