ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-08-05(Fri)

 今日も、雨こそは降らなかったけれども、昨日と同じように最高気温は30℃を超えないだろうという予報だった。たしかに朝起きてからも快適で、昨日につづいて「エアコンをつけて出かけなくっても、ニェネントくんも平気だろう」と思うのだった。

 出勤で家を出るとすぐに、ウチの目の前に知らないネコがいるのが目に入った。むかしこのあたりにいた「ベンナ」に似ている気もしたが、やはり違うネコだ。
 カメラを向けてみたけれども、今はこの時間も薄暗くって、うまく露出が合わず、何枚も失敗した。何とか見られるのは、この一枚だけ。
 やはりウチの近所にネコくんがいるのは、どこかうれしいので、またこの日のネコに会える機会があるといいと思った。

     

 仕事を終えて自宅駅にもどり、カフェオレとかのペットボトルの買い置きもなくなっているし、こういう比較的涼しい日に「ふるさと公園」の方のドラッグストアで買い物して帰ろうと、南へと歩きはじめる。空はちょっと雲が途切れてきていて、青空が拡がり始めている。「これからまた暑くなりそうだな」と思う。

 途中にある公園の桜の幹の、わたしの目の前にセミがとまっていて、うるさく鳴きつづけていた。「これはクマゼミだな」。
 せっかくわたしのすぐそばで鳴いているのだから、その鳴き声といっしょに動画で撮っておこうとカメラを向けると、そのとたんにそのセミは飛び立ってしまった。この短い動画で、セミが上から下に飛び抜けるところが見えるかと思う。

 ドラッグストアで買い物をして、久々に「ふるさと公園」に足を延ばした。すると、公園に入ってすぐのところに、思いがけずにコブハクチョウの家族の姿があった。
 わたしがさいごにこのハクチョウ家族の姿を見たのは6月15日。50日ぶりの出会いか。もうこの公園には戻って来ないかと思っていただけにうれしい。
 子どものハクチョウ3羽もしっかり成長して、もう大きさでは親鳥とあまり変わらない。ただ、クチバシだけがまだ黒いので、子ハクチョウだとわかる。
 さっき「セミの動画」を取り損ねていたので、ここで「コブハクチョウの動画」をたっぷりと撮った。

 帰り道、わたしの目の前でトカゲが道を横切って行った。もちろん撮影など出来ない。しっぽが虹色に光っていたが、はたしてそのトカゲが「ニホントカゲ」だったのか、「ニホンカナヘビ」だったのかはわからない。たぶん「ニホンカナヘビ」だったろうと思う。
 ちょうどこの日、ネットのニュースで、東京23区でニホンカナヘビが絶滅しそうだというのを読んだところだった。
 ウチの家のドアの外でも、何度もニホンカナヘビに出会ったことがあるし、このあたりでは「絶滅」の心配はなさそうだ。

 道のそばには「田んぼ」があり、わたしの感覚では「田植え」されたのはついこの間のことのように思っていたけれども、この日見ると、もうしっかり稲穂が育ち、まさに「たわわ」に実っていた。
 秋になれば、この「お米」を、わたしが食べることになるかもしれない。

     

 陽射しが強くなり、またちょびっと暑くなりそうだった。夕食をどうしようかなどと、まるで考えていなかったもので、「アルファ米」を戻してマヨネーズをかけて食べるという、けっこう最悪の食事にした。
 テレビをみていると、「新しい子犬を家族に迎える」という番組をやっていて、子犬のふるまいに翻弄されたりする家族の姿とか紹介されていた。むむ、「子犬」というのは、まるで「あみ子」みたいなものだな、などとも思ったが、もうまったく手もかからずに、すんなりとわたしといっしょに暮らすようになったニェネントくんのことを思い、「やはりニェネントは<恩寵>だったなあ」とか思うのだった。