ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-07-21(Thu)

 わたしの勤め先はけっこう都心にあるのだけれども、逆に都心だからこそか、緑が多かったり、「お濠」があったりして、野鳥や昆虫類、たまには「ハクビシン」などというヤツの姿も見かけたりする(「ハクビシン」に出会ったのは、もう4年以上前に一回だけだが)。

 この頃ときどき、その勤め先近くで飛んでいる「アオスジアゲハ」の姿を見かけることがある。アオスジアゲハ、自宅周辺でも見かけたことがあるように思うが、この勤め先近辺で出会う方が多い。
 ただ、この蝶はヒラヒラと飛び回るばかりで、めったにあたりの花とかにとまってくれることがないので、写真を撮るチャンスがまるでない。

 この朝にもまた、勤務先の駅を降りて外に出ると「アオスジアゲハ」がわたしのすぐそばで飛んでいた。それがしばらく見ていると、降りて来て近くの植え込みの木の葉にとまるのだった。「チャンス!」とカメラを出し、何とか一枚撮ることが出来た。

     

 「アオスジアゲハ」は、その黒い羽根の中央に、光沢のある青い斑点が縦に並んでいて、この模様は羽根の表側にも裏側にも同じように見られる。この「青」が、南アメリカの「モルフォ蝶」を思わせられるところがあり、日本っぽくはない「ゴージャス」な蝶だな、なんて思っていたりする(じっさい、国内でこの標本が売買されるケースもあるみたいだ)。

 この日もけっこう気温が上がり、東京でも35℃近くになったみたいだ。わたしはまたまたコーヒーとかジュースとかばかり飲みつづける一日で、それが健康にいいとも思えない。
 何よりも、今月は「食費」にほとんど金をつかっていなくって、このまま行けば、7月一ヶ月で「一万円」をはるかに下回る食費で終わりそうな雲行きである。しかしその代わり、ひょっとしたらそんな「食費」に匹敵する「ドリンク費」の出費になりそうな気配もあるのだ。

 今日も帰宅してから、たくさんつくり置きしてある「カレー」で昼食にするが、昨日食べ過ぎて苦しくなったものだから、その分量には注意した。
 昨日、帰りに安かったトマトを買って、ぶつ切りしてそのカレーに入れて炒め直したら、そのカレーの「辛味」はかなり消えてしまうのだけれども、なかなかイケる「マイルド」な味になり、「これはこれで」と気に入ってしまい、今日もまたトマトを入れて調理し直した。こんなことをやっていると、またまたどんどん「食費」を抑え込むことになるだろう。まだまだつくったカレーは残っていて、明日いちにち分(昼・夜2食分)はまかなえるだろう。

 夕方のニュースで、この日は東京都でのCOVID-19の新規感染者が、一気に3万人を超えたという。昨日が2万人ぐらいだったから、一日で1.5倍になったということだ。そりゃあエラいことだわさ。
 もう今は、開催中の大相撲本場所でも、「力士部屋」で感染者が出るとその部屋の力士はみ~んな「休場」になったりするし、プロ野球でもチームに感染者が出て、その日のゲームが中止になったりもしている。
 ただ、「重症患者」というのは増えていないらしく、前の「緊急事態宣言」のときのような「行動規制」というのはほとんど行われていなくって、新規感染者が増えていても、これから「夏のイヴェント」フル回転、のようだ。

 そういうのでは、ウチのあたりは先週か今週末には「大花火大会」が行われる時期だったのだけれども、こればっかりは3年連続して「中止」になると早い段階で発表されていて、「花火の爆音」が大・大・大っ嫌いなニェネントくんには、これは喜ばしいことではあった(部屋のどこに逃げても強烈な爆音が響く)。

 ニェネントくんは、わたしが仕事から帰宅してからは、リヴィングかキッチンのわたしの近くでゴロゴロしていることが多いのだけれども、わたしが夕食も終えて「そろそろ寝ようか?」というとき、わたしのそばで寝そべっているニェネントくんに「もう寝ようか~?」と声をかけると、その「寝ようか~?」ということばはわかるようで、そこで「ニャー!」と声を出して起き上がり、わたしが動くよりも先に、和室のベッドの方に移動するのである。
 どうやら、外が暗くなってからは、ニェネントはずっと「もう寝ようよ~!」という気もちでいるのかもしれない。