ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-05-14(Sat)

 ゴールデンウィークが終わって、この週末の連休が待ち遠しかった。ようやくの「休み」だ。しかし天候はよろしくなく、今日も明日もそのあとも、しばらく太陽は拝めないだろうという予報。しかし洗濯物もたまっているし、もう「室内干し」で仕方がない、早く洗濯して早く乾くようにしようと、午前中に洗濯をした。
 ずっと室内干しにしていたのだけれども、夕方になって窓の外には日が照って来たようでもあり、洗濯物を外に出すのだった。しかし天気予報ではこのあとまた天候は崩れるといい、暗くなる前に洗濯物は取り入れたが、予報通りに夜中にはまた雨になったようだった。

 天候もよろしくないし、わたしの「鬱」気分も解消されず、この日は一歩も外に出ないで過ごした。映画でも観に行きたいという気分はあり、となり駅の映画館の「上映スケジュール」をチェックしてみた。
 この映画館ではずっと、延々と『ドライブ・マイ・カー』が上映されていて、自分もいずれ観に行きたいとは思っているのだが、この日はともかくとして、明日は朝の9時からの上映がある。「行ってみようか」とは考える。

 あと、今この映画館でロングランされているのが『ひまわり』で、これは実はこの映画の舞台がウクライナで、あの壮大なひまわりの花が咲きあふれるシーンが、実はウクライナで撮影されたのだということから、この今再上映されているようだけれども、この映画館ではもう2ヶ月ぐらい上映がつづいていると思う。
 わたしは1年ほど前にどこかのサブスクでこの映画を観たばかりだったから、今あえて映画館でまた観ようということでもないのだけれども、「戦争」が男女の仲を引き裂いた「メロドラマ」として、そりゃあ涙も流れるだろうし、あの美しいひまわりの花が、今「戦場」になっているウクライナの地に咲いていたものだと知れば、感情移入も大きいだろう。
 先の大戦で、膨大な数の海外への出兵者を派生させたこの日本は、この「ひまわり」の映画に心通わせるところも大きいのだろう。いろんなヒット作に主演したソフィア・ローレンだけれども、日本ではこの『ひまわり』がいちばん客が入ったのだという。
 しかし、この『ひまわり』という映画、当時初めて、「ソ連」が西側の映画に協力して製作された映画だったはず。この映画から50年の時を経て今の情勢をみて、そこに「歴史の残酷さ」を感じてしまう。

 もう少しそのとなり駅の映画館のことを書けば、今日からは唐突にレオス・カラックスの『汚れた血』も上映され、これも出来れば観に行きたい。どうやら来週からはこの映画館で『アネット』もやるようだ。
 そういうのではこの月末には前に観た『ベルファスト』も『ナイトメア・アリー』も上映するようで、「なんだ、わたしが観た映画はみ~んなこの映画館でいずれ上映するのかよ!」という感じではある。
 しかも来週からはブレッソン監督の『やさしい女』、『たぶん悪魔が』が上映されるということで、これはぜったいに観に行きたい!
 なんだか映画館の宣伝みたいなことを延々と書いてしまったが、ちょっと支持したい。ウチの近所にこういう映画館があるということは、正直喜ばしいことだ。

 今日は3時からの「大相撲中継」がけっこう楽しかった。「相撲ファン」である松重豊氏、かつての若島津と高田みずえ夫妻の長女という、タレントのアイリさん(高田みずえに似ている!)をゲストに、元白鵬間垣親方の解説を交えての進行。そして視聴者からのリクエストに答えて、普段見られないようなところにカメラが行ってくれたりもした。「横綱土俵入り」の太刀持ち、露払いをつとめる力士の、自分らの土俵入りのあとのあわただしい動きを追う場面など、なかなかに楽しかった。

 なぜか今は毎日のように何か写真も載せるようになってしまっていて、この日はそういう写真が何にもないので、昨日「ふるさと公園」で撮った野の花の写真を。