ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-10-04(Mon)

 わたしが家を出る早朝(といっても、今はほとんど「深夜」になってしまったが)、空には雲もないようで、星もあちらこちらに光っているのが見えるし、東の空高くには細くかげった三日月も見られた。こういう月は、「月の剣」とか「月の眉」とかいうらしい。わたしは、「月の舟」に見えるのではないかとも思ったが。

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 最近のいつものように、駅に近くなったら東の空を振り向いてみるのだけれども、もうすっかり真っ暗な夜の空にしか見えない。でも、カメラの「オート撮影」で撮影してみると、自動的に露出が開いて、地平線近くがわずかに明るくなっていて、そこに黒い雲の姿も見えるのだった。こういう明るみは、肉眼ではまったく確認することも出来なかったのだが、カメラの眼は面白い(左上に小さく、月の姿も見られる)。

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 今日は月曜日なので、仕事の帰りは「ふるさと公園」を突っ切って帰る。公園に入るところで、今週もまたシラサギの姿が見られた。シラサギは公園の中にももう1羽いたのだけれども。

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 この日はコブハクチョウは4羽いた。もうほとんどクチバシの色からは親鳥なのか子どもなのかよくわからなくなってしまったけれども、クチバシの上のコブの大きさから、下のコブハクチョウは親鳥のように思える。どちらにせよ、もうコブハクチョウの「家族」は解消してしまったのは間違いないようだ。

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 池のほとりでわたしに近づいてきた2羽は、これはどちらも子どもだろうと思う。

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 この1羽はちょっと遠かったので、親なのか子どもなのかはわからない。

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 そしてこの日はずいぶんと久しぶりに、コブハクチョウ、シラサギ以外の鳥の姿を見た。カモですね。
 もう秋真っ盛りになったから、だんだんにこの公園にやって来る野鳥の姿も多くなってくるだろうと思う。いろいろな鳥を見たいものだ。

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 このところ、暑い日がつづいている。台風が行ってしまってからずっと暑い。まだしばらくこの暑さはつづくらしい。今日も帰宅してから缶ビールを開けて「くーっ」と飲む。
 わたしは先週歯を抜いてからずっと、流動食みたいなやわらかいものばっかり食べている。今日も昼は「お茶漬け」ですませたし、夕ご飯は残っていたさいごの山芋で「とろろご飯」なのだった。やはり、病後の養生食みたいだが、すっかり「山芋」が気に入ってしまったというところ。安上がりでいいが。

 今日は電車の中で北中正和氏の『ビートルズ』を読み終えた。とっても面白かったが、ま、コレはこれからビートルズを聴くという人への「入門書」ではないし、多少はロック以外の音楽への知識、好奇心も持っていないと読めないだろう。
 わたしも、読んでいて「ビートルズを聴いていた時代」のこと、ビートルズの音楽のことなどをいろいろと思い出していた。わたしがいちばんビートルズを聴いていたのは中学校時代のことだったわけで、だいたいそれがビートルズの全盛期にも重なっていて、ほとんど(いや、ほぼすべて)のビートルズの曲はイントロだけで曲名は即座にわかる。
 ただ、中学を卒業すると同時ぐらいにフランク・ザッパとかその他変なヤツばかり聴くようになって、ビートルズのことはほとんど忘れてしまった。だから最後にリリースされた『レット・イット・ビー』あたりは、あんまりちゃんと聴いてない(『レット・イット・ビー』の映画は映画館に観に行ったが)。それでも、ちょうどこの本を買うちょっと前あたりから、わたしの頭の中のジュークボックスは、その『レット・イット・ビー』の中の「Two Of Us」ばかりが、ひゃっぺん返しで流れていたのだった。

 さて、読んだこの本の感想を書かなくっちゃならないのだが、あんまり素っ気なく書きたくもないけれども、かと言って変に「思い入れ」を入れて書くと、めっちゃくちゃ「大長編」になってしまいそうだ。ちょっと「どう書こうか」悩んでしまう。