ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-09-30(Thu)

 しばらく前に、夜にニェネントが「遊ぼ~!」って感じでわたしが寝ているベッドに跳び乗って来て、「ああ、涼しくなるとニェネントが来てくれるようになるんだったな!」とか思ったのだけれども、それがそれ以来ぜんぜん遊びに来てはくれないのだった。
 この日の深夜、「ん?」という気配がして目を開けてみると、ニェネントがベッドに上がって来ていた。「おお、久しぶりのことだねえ!」とは思っていたのだけれども、わたし自身がそのときすっかり熟睡していてのことだったし、突然の反応もできなくっていたら、「なんだ、遊んでくれないのか?」って感じで下に跳び降りて行ってしまった。せっかく来てくれたのに、ごめん。

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 明日あたりに台風が来て、雨風も強くなりそうなのだけれども、この朝はどうやらしっかり晴れているようで、中天にはもう半分以上欠けた月があり、そのあたりにはけっこうな数の星が見える。
 駅に近くなって東の空を振り返ると、まだほとんど真っ暗なのだけれども、うっすらと日の出の明るさが見られる。
 写真を撮ってみて、後処理で明度を上げてみると、空にはもうピンクに染まった朝焼けの雲が見えていた。これは目視では空はほぼ真っ暗で、こういう雲などまったく識別は出来なかったのだけれども。

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 歯を抜いたので、医者にも言われていたことだし、「あんまり硬いものを食べるのはやめよう」ということは考えていて、今は「そば」がいっぱいあるから、また「ざるそば」にしようかと考えたのだけれども、そんなときにちょうどスマホで、「とろろそば」の画像というか写真を目にし、「そうだ、<とろろそば>にしよう!」とか思うのだった。
 どちらにせよ、仕事の帰りにふたつ手前の駅で途中下車し、駅前のスーパーで買い物をしたので、「山芋」をチェックしてみたのだけれども、20センチぐらいのが2本パックされていて300円ちょっとする。「おお、思ったより高いのだな!」と思って、自宅駅前のスーパーならもうちょっと安いだろうとココではパス。
 それで自宅駅で降り、そのスーパーに行ってみると、まさに「今日の特売」で、店頭に30センチ以上あるような山芋が1本百円で売られていたのだった。ありがたい!
 あと店内で「おでん」のセットが半額で売られていたので、「今夜は<おでん>だね!」と買って帰るのだった。
 ちなみに、今は野菜類がけっこう高値で、特にトマトは安いときの倍ぐらいの価格になっていて「買えないな~」と思っていたのだけれども、先日やはりこのスーパーで、「見切り品」として4個百円で売られていたのを喜んで買ったのだった。ちょっと見た目が悪いのだったけれども、甘くっておいしいトマトだった(やはり今は高値がつづいているレタスも、同じときにこのスーパーで安く買えた。ありがたい店である)。

 帰宅して、さっそく「とろろそば」をつくった。実は自分で山芋を買って「とろろ」をつくるのはこれが初めてのことだったけれども、むむむ、何て美味しいんだろう。「自分の家でこんなにおいしいものを食べていいんだろうか?」と思うぐらいに美味しかった。

 「世の中にたえて山芋なかりせばなんと寂しきわが家の食卓」ということにもなりそうだ。まだまだ山芋はいっぱい残っているので、この味をもう少し楽しみたい。
 しかし、古代の人は、初めてこの山芋を掘り起こし、すりおろして食べたとき、どれだけ感動したことだろうと思いをはせたりもする。これは「大発見」ではなかっただろうか。いったいどうやって、「これはすりおろすと美味しいではないか!」ということに至ったのか。人類の「食」の発展の歴史は、単に直線で結べないような奥行きがあるではないのか。

 夕方から「GYAO!」で『サム・ペキンパー 情熱と美学』というドキュメンタリーを見て、見ながら「おでん」の仕込みをやり、夕食は予定通り「おでん」ということになった。これもまだまだいっぱい残っているので、明日も明後日も「おでん」になるだろうか。

 明日は台風が来るということもあり、朝から風雨が強かったりする可能性もあるので、今日は仕事の帰りに職場に置いてあった「雨合羽」を持って帰った。場合によっては明朝には、雨合羽を着て駅まで行くことになるのかもしれない。