ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-09-29(Wed)

 今朝もまだ、わたしが仕事に出るときに、東の空は少しだけ明るくなるところだった。空は晴れているようだ。ほんとうはもっと「オート」に近い設定で、もっともっと明るく写ってしまった写真だったけれども、後加工で「じっさいにはこんなものだった」というところまで明度を落としたもの(なんだか、スマホでこのブログを見ると、この写真は「真っ暗け」だったけれども)。

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 今日は水曜日で、仕事のあとに歯科医に通う。担当医に「今日はバンバン右下の歯を抜いちゃいます!」と申し渡された。むむむ、考えていたよりも早い「抜歯宣告」だったけれども、どうせいつかは抜かなければならないのだ。「いいですよ、ガンガン抜いちゃって下さい!」と答え、麻酔を打ったあと、グググっとばかりに右下の歯を2本抜いた(たとえ麻酔を射っていたとはいえ、そりゃあ痛かったさ!)。抜いたなきがらを見せてもらったが、1本の方には歯の4本分ぐらいのブリッジがくっついていた。ここまでに強烈なブリッジだとは思っていなかったので、見たわたしもびっくりした。これはほとんど「部分入れ歯」である。
 担当医先生が「これ、どうしますか? 捨てていいですか?」と聞かれ、いっしゅん「コイツも自分の分身みたいなものだからなあ」と、もらって帰ろうかなどと思ってしまったが、とにかくは今の自分の処世訓は「執着をなくす」ということでもあるので、やっぱ捨ててもらうのだった。

 しかし、右下の歯はもうなくなってしまった。ただ、今歯を抜いたあとの「大きな穴」が残っているだけである。この抜歯後の傷が落ち着いたら、未来に向けての「土台工事」が始まることになる。そして今日はアルコール禁止(つらい)、そしてしばらくは「硬いもの」はなるべく食べないようにということ。

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 さいわい、今はウチには買い置きでレトルトパックの「親子丼」と「チーズリゾット」があり、ご飯も2食分は炊いてあるので、そのレトルトパックをご飯にかけて食べれば、最上の「離乳食」、いや、「軟弱なメシ」にはなることだろう。

 帰り道、自宅駅からの跨線橋の上から、架線の上に2羽のカラスがとまっているのが見えた。右のカラスは何かを口にしているみたいだ。

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 その、右のカラスをアップで撮ってみたけれども、う~ん、このコのついばんでいるのは「肉」だろうね。もとのかたちはわからないけれども、こうやってある程度高いところまで咥えて運んでいるところから、そしてこの肉の大きさからも、わたしはこれは「ハト」ではないかと推測する。

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 そういうことで、こういう写真に引いてしまう人も多いだろうけれども、それはわたしの思いでは、単に「カラスはやっぱりワイルドだね!」というぐらいのことだろうと思う。
 ここは東京にも近い市街地で、そこに棲む野生の動物たちも、人間にならって<アーバン>な生活をしてるだろうと思うのは大きなまちがいで、こんな市街地でも、野生の動物の<生きる基本>は「ワイルド」にあるのだ。This is IT!

 昨日の自民党の総裁選挙で、岸田文雄氏が総裁に決定し、つまり次期総理大臣になるらしいのだけれども、今日の報道をみていると、なんと昨日は岸田氏の総裁決定を知らせる「号外」が街角で配布されたという。‥‥なんかおかしいんじゃないだろうか? 何か狂っていないだろうか?
 この数年で、日本はすっかり狂ってしまったんじゃないかと思える。情けないことだと思う。

 台風16号はちょびっとずつ日本列島に近づいて来ていて、明日の夕方には南関東、このあたりでも雨は降り始めるみたいだ。どのくらいの風になるのかはわからないが。
 それで思ったのだが、ネットのニュースには閲覧者がコメントを書き込めるサイトがあって、これはつまりわたしは「ヤフコメ」のことを言っているのだが、そんなこの台風関連の「ヤフコメ」を閲覧してみると、「そんなに大型の台風でなくってよかった」とか、「この台風をオーバーに危険視するのはやめるべきだ」などというコメントが複数(というか、けっこう多く)ある。
 気象情報をみると、まちがいなくこの台風16号は「かなり大型」で「勢力の強い」台風だと思うのだが、なぜ多くの人は「大きい台風ではない」と思ってしまうのか。
 考えたのだが、どうもそういう人々は、ネットに掲載される「台風の予想進路図」での、その台風の中心が通過すると予測される「予報円」というものと、いわゆる「暴風圏」「強風圏」とを取り違えているのではないかと思うのだ。つまりどうも、最近はそういう「ネットなどの図表を読み解く(天気図を読む)」というリテラシーというものが著しく低下しているのではないかとも思う(もちろん、このことは今、皆が「予報円」を「暴風圏」「強風圏」と取り違えているという前提で言うのだが)。

 それと同じようなことが今のCOVID-19での「ワクチン忌避」「反ワクチン」という考えの中にも読み取れるようには思う。
 ちょうど今はまた、そういう「反ワクチン」という書き込みがネット上にあふれて来ている。いろいろとアホらしい非科学的なことをそういう方々は一所懸命書かれるのだが、そんな中でわたしなどでも気になったことは一つあって、それはワクチン接種後の「副反応」による致死ということで、「反ワクチン」の人たちもそのことを大声で言われるのだけれども、つまり日本国内で今まで、ワクチン接種して「不審死」された方が1100人以上いるのだという。
 しかし、しかしだよ、今までトータルで、COVID-19によって亡くなられた方は17000人以上いらっしゃるのだ。しかもこのところの、病院での医療を受けられずに自宅放置され、そのまま亡くなられた方も200人以上いらっしゃる。はたして、いったいどちらが数値的にも「ヤバい」だろうか?
 とりあえず今までのところ、「ワクチン接種」が感染予防になるということは数値的に立証されてもいるわけで、そんなワクチンをスルーして「わたしは自然に任せるね」というのは、飢えたライオンの群れるサバンナを、「わたしは信念があるからライオンに襲われずに生き残る」と言って突っ切ろうとするようなものではないだろうか。

 帰宅してから、まずは昼食にはレトルトパックの「親子丼」。これはしばらく前にすっごく安かったので2パック買ってあったのだが、まずはひとつ食べてみると、これが「形容できないぐらいに」不味かったのだった。「こんなのは食い物ではない」という感じで、残るひとつは捨ててしまおうかとも思っていたのだが、今日食べることにした。そのままでは不味いので、鶏肉と卵とをプラスして調理した。まあまあ、なんとか食べられる味になったか。

 夕方に、抜歯したあとの巨大な穴に詰めてあったガーゼが取れてしまった。歯科医から「予備のガーゼ」をもらってあったのだけれども、いざ自分でそのガーゼを詰めようとしても、ぜんぜんうまく行かない。「いいや」と、ガーゼを詰めるのはやめにした。
 夕食にはレトルトの「チーズリゾット」を温めてごはんにかけて食べたが、こちらは「まあまあ」の味ではあった。