ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-09-28(Tue)

 これは、昨日帰り道で空き地に咲いていた小さな花。何という花だか知らないが、美しい鮮やかな色彩と、その愛らしさが心に残った。

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 この週末には台風が近づいて、千葉県の東の沖を駆け抜けるらしい。まだ南の方にいる今は強烈に大きな台風らしいが、近づくにつれてその勢力は少しは縮小されるようだ。しかし暴風雨圏は大きいだろうし、その範囲にこのあたりも呑み込まれないともいえない。ウチに関して言えば、「雨」については家にこもっていれば大丈夫と考えられるのだけれども、「風」はヤバい。ウチの前はけっこう広い空き地になっているし、風の防御には弱いのだ。2~3年前にこのあたりを直撃した台風のときは、そのウチの前の空き地の脇にある家の、その鉄製の柵が強風でぶっ倒れてしまったりしたし(あれは小さな竜巻みたいなものの仕業ではないかとも思っているが)、何が吹っ飛んで来るのか予測も出来ない(まあいちおう雨戸はあるけれども)。

 昨日の朝は、天気予報がはずれて雨が降っていたりしたのだけれども、この朝は真っ暗でわからないとはいえ、しっかり晴れていたようだ。南の空には星も見えたし、空の真上を見上げると半分ぐらいに欠けた月も見られた。そんな月を撮ってみたけれども、ちょっとブレてしまった。

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 駅に近くなって振り返ると、ほんのりと空は明るくなる気配を見せていた。前はこのくらいの明るさでもうまく撮影できたけれども、今朝はダメだった。また手ブレ(右側の白い線は、ちょうどこのとき電車が通ったのだ)。

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 昨日今日と、職場の近くの芝生にスズメの姿が見られない。ちょびっと寂しい。
 仕事を終えての帰り道の空。このところこういう、薄い雲のうしろに太陽が隠れていることが多く、こういう空は写真に撮ってもわたしは美しく感じる。

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 帰宅してテレビをつけると、今日もまたやはり、自民党の総裁選挙のことばっかり。
 いったいなぜ、単に一つの政党のトップを決めるというだけのことに、ここまでみ~んなが大騒ぎして、ニュースはこの話題ばかりになってしまうのだろうか。それは自民党は今の日本では「第一与党」で、その党の総裁となればつまりは自動的に「日本国総理大臣」に指名されることにはなるのだろうけれども、今行われている「自民党総裁選挙」は「日本国総理大臣」を決めるための選挙ではない。
 このことはつまり、日本という国が自民党という政党に独裁されているということを、ほかならぬメディアが先頭に立って認めて扇動し、視聴者をも巻き込もうとしているのではないか。
 もしもこの党内部の選挙が「日本国総理大臣」をも決定するものだとして、そこに「自民党員」以外の意思がまったく活かされ得ないというのはどういうことなのか。衆議院選挙や参議院選挙で過半数を得ているのが自民党だからといって、もう国民総体の意思・意見は問わなくっていいものだろうか? そして、ここまで、今まで長年の自民党政治の「民主主義」を否定するような動きを肯定してしまうような報道姿勢でいいのだろうか? わたしは「おかしい」と思う。

 今夜の夕食は何にしようかと考えたのだが、今日ネットで「ジャーマンポテト」のおいしそうな写真を目にしたもので、「そうだ! ジャーマンポテトにしよう!」ということになった。実はジャガイモのストックが貯まり過ぎていて、「どうしようか?」と思案していたところでもあった。
 ジャガイモを煮て、ウィンナーといっしょに炒める。今日参考にしたレシピでは、特に味付けに調味料も使っていなかったので、「そういう素材の味を活かした調理もいいだろう」と、仕上げにマスタードを使ったぐらいの味付けにしたのだが、むむむ、これはそこまでに美味しくはなかった。わたしの好みとしては、どこかでケチャップ味が欲しかっただろうか。(当たり前だが)何でもネット上のレシピ通りにやればいいというものではない。これは次回への課題として。

 さてわたしは、ついに『ジェイムズ・ジョイス伝』も『ノーラ ジェイムズ・ジョイスの妻となった女』も読み終えたわけだ。「じゃあこれから何を読もうか?」というわけで、通勤時間とかは久々にパトリシア・ハイスミスの『孤独の街角』というのを読むことにした。そして寝る前は、ナボコフジョイスも読んでいたらしいクロポトキンの『叛逆者の言葉』を読むことにした。こ~んなメディアの報道姿勢のもと、わたしにとっても、ある意味「原点帰り」の読書になるだろうか。