ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-09-22(Wed)

 早朝に出勤で家を出ると、この朝は空は雲に覆われていて、昨日のように月を見ることは出来ない。もう空は真っ暗である。それでも駅に近くなって東を振り返ると、うっすらと地平線に沿って、空が明るくなって来ているのが見えた。
 このところカメラの撮影設定を少し学んでいるところなので、「このくらいの明るさでも撮影できるかも?」と撮ってみたら、ボケることもなく一発できれいに撮れた。じっさいにはもうちょっと明るいかもしれないけれども、感覚としてはこういう感じではある。少しはわたしの撮影技術も上がったかな?

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 メトロの電車に乗って勤務駅に着き、地上に出てみると、意外なことに弱いながらも雨が降っていた。天気予報では「雨」だなんて言ってなかったので、裏切られた気分になる。いつもバッグには折りたたみ傘を入れてあるから、ノープロブレムではあったが。

 今は毎週水曜日は歯科医に通院の日にしてあるので、仕事を終えてから歯科医へ。今日もこれからの治療方針で担当医先生と話をしたが、左下の部分は残っている1本の歯を頼りにして、インプラントなどやらないでブリッジを形成できるだろうか、ということ。しかし、右下の方はやはりダメなのだが、その部分をまとめて「部分入れ歯」にしても不安定なことになり、不都合を感じることになるのではないかという(そもそも「入れ歯」とは不都合なモノなのだ)。それで「入れ歯」にせずに、そっちにインプラントをこさえたらどうだろうかという。予算的に今すぐには無理なようであれば、とりあえず「土台」だけでもこさえておいて、都合がついてから上に「増築(!)」すればいいのではないかという計画。
 そのインプラントの具体的な予算見積もりも出され、それはまあ、「そりゃムリだ!」という金額でもない。築いてきた貯金もずいぶんと消えてしまうが、以前から「これしきの貯金があるからと言ってどれだけ将来的に楽になるというのか?」という疑問もあったし、こうやってその貯金の使い道が目の前にあらわれたなら、「ソコに注ぎ込んでいいのではないか?」という考えも充分に有効だ。今は左下の部分の治療をすすめ、まだ結論を出すのに一ヶ月ぐらいはあるというので、もうちょっと考えてみよう(わたしは、その歯科医にとって「いいカモ」なのだろうか?そんなことはないと思えるが)。

 しっかし、先日パソコンやスマホで「インプラント」について調べたせいだろうが、今やたらとネットを閲覧して出てくる広告が、その「インプラント」関連のモノばっかりである。「うるせえな!」という感じではある。

 歯科医を出て、「どうせいつもより帰りも遅くなったことだし、以前いちど行ったことのある、この駅の近くにあるスーパーまで足を伸ばしてみよう」ということにした。歩いてみるとけっこう距離もあったのだが、やっとたどり着いて入ってみると、惣菜類などいろいろとあって、そんなに高くはない。安かった「鶏もも肉のげんこつ唐揚げ」とかいうのを買って帰って、ウチで遅い昼食のおかずにしたが、これはかなりボリュームがあって、しかもおいしかった。これから毎水曜日、歯科医に行ったあとはこのスーパーに立ち寄ってから帰るのもいいかもしれない。

 帰りはもう雨が降るような雲も失せ、日も照るようになっていたのだが、自宅駅で降りるとまた太陽は雲に隠れるようになっていた。それでも雲の位置は空高い感じで、「秋っぽい」という空気を感じるのだった。

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 今は大相撲の秋場所真っ盛りで、わたしもけっこう大相撲を見るのは好きなので、今はなかなか夕方にDVDとか見られないのだ。
 別に今はひいきの力士に頑張ってほしいというよりは、取り組みとして「面白い」ものをこそ楽しみたいのだけれども(わたしの今のひいき力士は「栃ノ心」一択なのだけれども、体の故障もありもう長いこと不調なのだ。いや、この2~3日は調子がいいみたいだけれども)、今場所はそういう「名勝負」だとか、珍しい「大技」の決まる取り組みをけっこう楽しめる場所になっている。今日もそんな、見ていて拍手をしたくなるような好勝負がいくつかあった。楽しいことだ。

 読書の方は昨日から、しばらく放置してあった、ジョイスの奥さんノラ・バーナクルの伝記『ノーラ ジェイムズ・ジョイスの妻となった女』をふたたび読み始めたところ。また『ジェイムズ・ジョイス伝』と並行して読むことになったけれども、うまく読み進めればどちらも今月中に、ほぼ同時に読み終えることが出来そうだ(普通に読めばどちらも2日もあれば読み終える残量なのだが、わたしの読書は遅いから)。