このところずっと、たとえ昼間からは晴天になっても、朝には曇天の日がつづいていた。それがこの朝はけっこう晴れ間が見られたようだ。といっても、わたしが家を出る4時半ぐらいには真夜中のように真っ暗なのだけれども、それが駅に近くなって振り返ってみると、もうすでに少し空が明るくなって来ているのが見えた(カメラの自動補正で若干明るく撮れてしまったけれども、じっさいにはもう少し暗い)。
今週はもう、昨日まではこうやって駅の近くに来ても、どの方角を見ても「真っ暗闇」だったわけで、「やはり9月も中旬になると、もうわたしが家を出る時刻には空の明るみも見られなくなってしまったのか」とは思っていたのだけれども、まだまだ、東の空にはほんの少しだけでも「明るさ」は残っていたようだ(でも、この「明るさ」も、来週になれば見られなくなってしまうことだろう)。
しかし、西の方でもたもたもたもたしていた台風14号が明日あたりからあわただしく東へ向けて移動し始め、土曜日にはこのあたり、南関東を直撃するのではないかという予報だ。つい先日には台風はもっと北の方、東北地方とかに向けて動くのではないかといわれていたのに、とんでもないことになりそうだ。このあたりに影響が出るのは明日金曜日の夜からで、とにかくは土曜日が「もう大変よ~!」ということになるみたいだ。まあ仕事は休みだし、いつも土曜日は一歩も外に出ないことが多いわけだから、わたしにはそんなに大きな影響はないだろうか。そうあってほしい。
今朝はいつものスズメたちが、いつもの芝生ではない絶好のステージのようなところにいたのだが、残念ながらわたしの方を向いてはくれなかったし、いまいちピントもボケている。
仕事でビルの外を巡回していて、そんなビルの谷間いっぱいに大きな雲が拡がって太陽を隠し、そんな太陽の光が雲を透かして洩れているような空を見た。こういう空は大好きなので、仕事中だったけれどもスマホを出して撮影した。
仕事の帰り、「野良ネコ通り」の入り口の駐車場のあたりで、7月の末から2ヶ月ぶりぐらいに三毛ネコの「ミケ」に出会った。三毛ネコだから「ミケ」だなんてあまりに安易なネーミングだけれども、ほかにあたりに三毛ネコはいないからいいのだ。
「ミケ」はけっこう人なつっこいのか、わたしが近づいても逃げて行ったり警戒態勢になるわけでもなく、逆にわたしの方に近づいてきたりする。
しかし「ミケ」にもまるで口ひげのような柄が口のまわりについていて、どうもこのあたりの野良たちはこぞって同じような「口ひげ」柄のネコが多い。どこかで血がつながっていて、同じDNAを共有しているのかと思ってしまう。
近づいてきた「ミケ」をみると、ずいぶんと長い、すばらしいしっぽを持っているのだな。これだけ長いしっぽのネコというのも、そんなにいない気がする。
「ミケ」もやはり耳がカットされていて、「地域ネコ」なのだな。どうやらこのあたりでは、そういう活動をやられている方々がいらっしゃるようだ。ありがたいことです。
帰宅して、けっこう気温も上がっていたので缶ビールを開けて飲み、「さて、昼食は何にしようか」と考える。「そのうち使うだろう」と思って買ってあった豆腐の賞味期限がそろそろヤバいので、何か豆腐を使おうと考え、かんたんに出来るという「揚げ出し豆腐」をつくってみた。これが実はわたしには異様においしくって、気に入ってしまった。豆腐も半分しか使わなかったから、いろんな調味料を考えても原価なんて30円ぐらいのもので、まあわたしというのは何て安上がりな「貧乏性」なことだろうと、改めて思うのだった。
ご飯は炊いてなかったので「アルファ米」をもどして食べたけれども、ちょっとボリュームがありすぎて相当に満腹、苦しくなってしまった。
で、今夕はようやっとハネケ監督の「The Seventh Continent」を最初っから観直した。やはり、この作品で思うことはいっぱいある(「感想」を書くのが大変だ!)。
次は何を観ようか? ハネケ監督の製作順にしたがって、次は「Benny's Video」を観ようか(これも「衝撃の作品」だったが)。
映画を観終えて、夕食の時間になってもまだまだ満腹感は消えていず、夕食抜きにしようかとも思ったけれどもそういうのもよろしくないので、とにかくは何か食べておこうと、ざるそばをちゃっちゃっとつくって食べたのだった。