ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-07-31(Sat)

 今日は午前中にいつも通う内科クリニックへ、COVID-19のワクチンの一回目の接種を受けに行く。ついでにいつもの検診も受けるつもりで、前の健康診断での血液検査の結果も出ていることだろう。

 朝早くに起きたので、外も晴天なのでまずは洗濯をして、「風呂に入ってからクリニックへ行こう」と風呂を沸かして入る。あとで考えたらワクチン接種のあとは風呂に入れないかもしれないから、いい選択だったかもしれない(けっきょく、風呂に入ってもいいですよ、ということだったが)。朝風呂は気もちがいい。
 9時ぐらいにクリニックへ行くと、ずいぶんおおぜいの人が待ち合いロビーにあふれていて、椅子の空きもほとんどないような状態だった。見た感じではどうも、今はこの地域のワクチン接種も順調に行っているようで(まあせいぜい10人とか20人ぐらいの人を見て決められないのだけれども)、一般の検診の人とワクチン接種の人とがいっしょになっているようだった。どうやらいつもの先生が検診もワクチン接種もいっしょに、ひとりでこなしておられるみたいだ。ハードワークだ。

 まずは「ワクチン接種」の順番がすぐにまわってきて、接種のための診察室で待っていると、検診の手が空いた先生が診察室に来て、まさしく「ちゃっちゃっ」と注射をすませられ、また通常の検診に戻られるのである。時間にして20秒もかからなかっただろう(10秒ぐらいだった?)。
 わたしはもうちょっと「チクッ」とかして、それなりに痛みもあるのだろうかと心の準備をしていたのだけれども、これがま~ったく痛みもないというか、「え? もう終わったんですか?」という感じで、相当に拍子抜けしてしまった。接種のあとにじわじわと痛んでくるのかとも思ったけれども、そういう気配もない。2回目の接種は3週間後。

 次は通常の検診で、けっこう1時間近く待たされたけれども、読む本を持って行っていたので平気である。ずいぶんと読み進められてよかった(自分の部屋でだとここまで集中して読めない)。

 さて、血液検査の結果だけれども、糖尿病検査の指針にもなるHbA1c(ヘモグロビン?)の値がほんのちょびっと低い数値だったけれども、これは昔っからのことだし(先生も「以前からずっとそうなんですね」とおっしゃってたし)、糖尿病がヤバいのは数値が高いときのことだし、ノープロブレム。前の血液検査でちょっとヤバかったところも、アルコール摂取を控えているおかげで(?)正常数値に落ち着いていた。めでたいことである。

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 帰宅して、FMで「世界の快適音楽」を聴き、それが終わったら過去に録音してあった分を聴く。12時になってテレビをつけてニュースを見るが、オリンピック関連のニュースになるところでテレビは消す。これで先週の金曜日の「開会式」以来、オリンピック関連のテレビでの報道、中継はいっさい目にしていない。「なるべくテレビを見ない」ということへの切り替えでは、オリンピックも役立つものだ。

 今日はクリニックでも読んでいた竹内健氏の『ランボーの沈黙』を読みつづけ、夜には読み終え、これでようやく、「詩の放棄」後のアフリカ時代のランボーのたどった軌跡がわかった思いがする。