ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-07-25(Sun)

 今までの歯科医はもう行かないつもりになって、「ではどこにしようか?」と探すのだった。まあ今までの歯医者はウチから目と鼻の先だったから、通院するのは楽だったけれども、それ以外の歯科医はちょっと遠い。まずは北のスーパーへ行く手前に1軒あるのだけれども、実はわたしは「インプラント治療」も視野に入れているわけで、その歯科医では「インプラント治療」はやっていないようなのでちょっと除外しようかと。それで西の方にある歯科医を調べたのだけれども、そのホームページに掲載されていた院長先生以下スタッフの顔写真が、みんなわたしの苦手なタイプの顔立ちをされていたのでこれは「パス」(笑)。いや、こういうのは重大な問題なんです。
 そうすると、あとはいつも使う駅のそばの2軒。1軒はインプラントなしなので省いて、残るは1軒。ここは担当医以下スタッフの人数も多いようで、まあわたしの嫌いなタイプの顔は見当たらない。難はウチからちょっと遠いことで、いちど仕事から帰って夕方とかに出直すとなると、往復で30分ぐらいの時間を通院のために考えなくってはならない。仕事の帰りに通院できるかどうかというと、ちょっと厳しいところがあるかもしれない。このことは聞いてみないとわからないが。

 その治療中の「歯」の状態だけれども、さいごの治療のときにあまりに時間がかかったのでわたしも苦しくなり、早く終わらせたということもあり、どうも最後の仕上げがちょっと問題があったようで治療中の歯が口内を傷つけている感じがあり、傷むのである。とにかくは早く次のステップを決めて次の治療を始めないといけません。

 今日は早い時間から、DVDでタルコフスキー監督の『ストーカー』を観た。この映画を前に映画館で観たのはもうかれこれ20年は前のことで、それっきりだからたいていは忘却の彼方に行ってしまっていたけれど、それでもラストシーンはしっかり憶えていて、「これからこうなるんだぞ」みたいに先が読めたのだった。

 あとは昨日観た『ランボー/地獄の季節』のことをあれこれと想い、やはりカッコいいテレンス・スタンプの映画をもっと観たいものだなどということになり、「そういえばこの時期にテレンス・スタンプは西部劇に出ていたはずで、けっこう評判も良かったんじゃなかったっけ?」と思い出す。その映画は原題が「Blue」で、邦題は『血と怒りの河』だったということもわたしは記憶していた。
 それをAmazonで検索してみると、なんと千円以下の価格でDVDが買えるのだった。すぐに注文をした。

 それから想いは「アフリカ時代のランボー」のことに及び、高額な『ランボー伝』に頼らずとも、もっと別にないものかと調べる。ランボーがアフリカから出した書簡について書かれた『ランボー、砂漠を行く』という本があることは知っているし、いずれこの本も買うべきかとは思っているが、今日調べたのでは昔の紀伊国屋新書から出ていた『ランボーの沈黙』という本が、アフリカ時代のランボーを客観的に書いていてなかなかに良さそう。しかも300円で買えるので、これもちゃっちゃっと注文してしまった。

 さらにネット内で「紅玉薔薇屋敷」という、いったいどなたが書かれたのかわからないサイトがあり(書かれたのが既婚の女性だということはわかるのだが)、そのサイト内に「ランボーの右足」というタイトルの、相当な分量の(おそらくは新書一冊分に相当するような)緻密なアフリカ時代ランボーの評伝があるのを発見した。
 ここにそのサイトをリンクさせていただくけれども、いきなりその「ランボーの右足」だけをリンクさせるのも「失礼」かと思い、その「紅玉薔薇屋敷」のトップページをリンクさせていただく。そこのメニューの上から五番目に、その「ランボーの右足」がある。

     「紅玉薔薇屋敷」

 ‥‥そんなにすぐに読み終えられる内容でもなく、わたしもこれからじっくりと読みたいのだけれども、ちょびっと「ななめ読み」したところでは、昨日観た『ランボー/地獄の季節』、意外とこの「ランボーの右足」に書かれていたことが映画にもそういう描写があったというか、この当時知られていた「事実」と思われることが描かれた映画だったようではあり、そこまで「創作」だったわけでもないようだ。

 今日は『ストーカー』を観たあとはじっくりと読書に励もうかとも思っていたのだけれども、そうやってついつい所謂「ネット・サーフィン」的な世界にハマってしまい、時間はいつしか過ぎていくのだった。
 おかげで今日も<東京オリパラ>から逃れ、これっぽっちも競技の中継も報道も目にしないですませられたのだけれども、ついつい夕方6時からのテレビ通常放送「世界遺産」を見逃すところだった。

 今日もニェネントくんは押入れから出てきて、リヴィングでくつろぐのだった。「あれ?どこにいるのかな?」と思うと、リヴィングの出窓の上でゴロリと横になっていたりして、ついわたしも、そんなニェネントくんをかまうのだった。幸福な夏の夕方。

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