ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-04-30(Fri)

 4月30日金曜日。今日仕事に出て午前中で仕事を終えれば、あとは5月5日まで仕事は「休み」である。うれしい。やはり働きたくはない。
 早朝に駅に歩くとき、空に少し欠けてしまった月が見えた。こうやって、少し欠けてしまった方が月のクレーターのでこぼこが撮影できて、空の月をもっと身近に、ほとんど触れることもできるように感じることができる気がする。晴れた空の青も月を引き立てる。

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 今日は仕事を終えたあと、もっと都心に出て(そういう意味ではわたしの勤務先こそ「東京」のど真ん中の「都心」ではあるのだが)、今東京で開館している(おそらくは)唯一の美術館へ行き、その展示を観てみようと思っている。何度も書いているが、これは「都県境を越えないでくれ」「自宅で大人しくしていてくれ」という、今のスカ内閣政府、小池都知事への「反抗」である。もちろん、こ~んな反抗をやらかして自分がCOVID-19に感染してしまったりしたらシャレにもならないのだが、わたしはこういう反抗が「つまらない」とは思っていないし、おとなしく「お上」の要請に従わないことは大事なことだと思っている。

 今までの生活で確信したのは、今のCOVID-19の感染力ならば、例えば「通勤電車」での感染はほぼないだろうし、もちろん街中を歩くのも平気だ。厳重な対策を取っている美術館・博物館、そして映画館などの予防対策は信頼してもいいだろうと思っている。そういう施設の努力を「無」にして、自分たちは何らの対策も提示し得ずに「おまえら、休め!」という、都や国の「指令」に従うのが、はたして「良い国民」なのだろうか?
 わたしはもう、今はそういう「指令」に逆らって生きることを決めた。今日の行動も、そういう意識からのものである。また、いつもわたし自身がウィルスをまき散らす存在にならないという注意・意識を払って行動しているつもりはある。常にマスクを着用し、周囲の人との距離(ソーシャル・ディスタンス)に気を配りながら動いているつもりだ。もちろん、ウィルスの拡散というのはそんなことだけで防止できるものなのではないかもしれないけれども、もしも仮に今日の「外出」でウィルスを自分の身体にまとったとしても、明日からは5連休でもあり、わたしの知識では身体内に取り込まれることのなかったウィルスはそれだけの期間のうちに滅してしまうはずだ。そういうことを考えての今日の行動。

 ということで、今日は東京の某美術館での展示を観たのだけれども、その美術館も今の「緊急事態宣言」下の状況でオープンしていることをあまりおおやけにはしていない空気もあり(入場するときも、担当の方がエレヴェーターへの通路の鎖を外して案内してくれる)、こんな読者の少ない日記でも「あの美術館は開館している」と書いてしまうことは、昨日の都内の寄席が「上」からの要請でけっきょく休業してしまったというように、閉館への「引き金」にならないとも限らない。
 ということで、今日の行動については今はあんまり仔細に書かないことにした。

 それで3時ごろに帰宅したのだが、ふだん気にすることもないウチのアパートの「ゴミ集積場」をちょこっと見てみると、火曜日の「燃えないゴミ」の日にわたしが出した「空き瓶、空き缶」が収集されずに残っているのだった。驚いた。
 見てみると、わたしが出したゴミを入れたビニール袋にシールが貼ってあり、つまり「指定された袋に入れていない」ので収集しなかったということだ。
 さてその「指定された袋」だが、そのゴミ収集日の朝にゴミ収集場に置かれる麻袋のような袋のことで、色のついた空き瓶、無色の空き瓶、空き缶はそれぞれの配られた袋に入れるようにということなのだ。
 わたしは何度も書いていることだが、毎朝の出勤時間がすっごく早い。そしてその時間にはまだ、その空き瓶、空き缶を入れる麻袋は配布されていないのだ。つまり、わたしには「どうしようもない」のである(いちおう書いておけば、わたしはそういうゴミを前の晩に出したりせず、律儀にその収集日の朝に出しているし、指定された分類にしたがって、「無色の瓶」「茶色の瓶」「空き缶」と、別々のビニール袋に入れてゴミ集積場に出している)。
 つまり、これからこういう収集の仕方をやられるならば(前回まではちゃんと収集してもらえたのだけれども、それでも担当者はわたしの出したゴミを「指定された出し方をしない困ったヤツだ」と思っていやいや収集していたのだろう)、これからわたしはず~~~~っと「空き瓶、空き缶」を市へのゴミとして出すことが出来なくなり、わたしの家はそういう「空き瓶、空き缶」にあふれてしまうことだろう。
 わたしにとってはコレは「とんでもないこと」なので、市の「クリーンセンター」というところに電話した。わたしの事情はとりあえずは了解してくれたようだが、「ではどうすればいいか?」という明確な回答はない。
 わたしが仕事を終えて帰宅するのが1時半とか2時だという話をすると、「その時間ならまだ収集は終えていなくて、空き瓶や空き缶を入れる袋はまだ置かれているはずだ。その袋に入れてくれ」という。わたしが今まで見てきた限りで決してそのようなことはなく、12時半に帰宅するときにもすでに「ゴミ集積場」には何も残っていない。
 そのように電話口の担当に話すのだが、「そんなことはない」というばかりなので、とりあえずは次回の「燃えないゴミ収集日」をみるということになった。まあどうせ、わたしが帰宅する時間にはもうゴミの収集は完了しているはずで、また「すったもんだ」やることになるだろう。

 だいたい、このケースでわたしが1時半とかに帰宅するという話をしたからの展開にはなったわけだが(じっさいには早ければ12時半に帰宅できるのだが、こういうことを正直に話してもよろしくない)、普通の勤め人は午後5時とかまで勤務されているわけで、そういう方がいろんな事情から朝はわたしと同じような「早朝」に家を出られる方もあることだろう。それではそういう方はもう、永遠に「燃えないゴミ」を出せないということなのか?
 電話口の担当の方はわたしのことを知らないから「見くびっている」ところもあるのだろうが、わたしは決して「クレーマー」というのではなく、「市民としての権利」は追及する人間ではある。必要ならば弁護士に来てもらうとか、市議会議員に相談するとかいうこともできる市民なのだ。たんじゅんに、ただ勤めの関係で朝早く出勤しなければならないという人間が、その理由からゴミを収集してもらえないということがあるなら、それは「市による、市民の生活権の侵害」なのである。
 もちろんわたしとて、この件が円満に解決することを望んでいるけれども、どうもそういうふうにスムースにことが進むとは思えないところがある。まあ2週間先を見なければならないが。