ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-03-20(Sat)

 今日明日と雨になるということだったので、昨日あせって仕事から帰ってから洗濯をして外に干したのだけれども、どうやら雨が降るのは明日からに日延べされたようだ。しかしわたしは、今日は一歩も外には出なかった。

 今朝はニェネントくんが盛大に吐いてしまい、ちょっと心配した。吐くことはよくあることだけれども、ニェネントのトイレの掃除をしてもウンチが柔らかかった。いつもはカッチカチのウンチなので逆に心配になるぐらいだったけれども、こういうことは今までなかったことだ。「ひょっとしたら体調がよくないのだろうか?」と、心配になってしまう。もしかして胃に痛みとかあるのかと、寝ているニェネントのからだを触りまくって「触診」。もしも触って痛いところがあれば「痛てえんだよ!」と怒るわけである。
 ‥‥特に体調が悪いわけでもないようで、おなかを触っても平気な顔をしている。その後は食事もちゃんと全部食べてくれるし、行動もふだんと変わるところもない。しばらくは様子をみよう。

 夜はいつものように、わたしがベッドに横になって本を読み始めるとニェネントもベッドに跳び上がってきて、わたしに抱かれてわたしの胸の上にのせてもらうのを待っている。そして、わたしが「もう寝よう」と読書灯を消して本を置くと、そのときを待ちかねたようにまたニェネントはベッドの上にきて、こんどは自分からわたしの身体の上にあがってくるのだ。わたしの上にのせた両前足を交互に重心を移しながら、のどをゴロゴロと鳴らす。ニェネントが待ちかねた、ニェネントの幸福のひとときなのだろう。

     f:id:crosstalk:20210316143628j:plain:w500

 今日は購入したブックスタンドを使ってみた。前に買った「文藝春秋」に掲載された芥川賞受賞作、宇佐見りんの『推し、燃ゆ』を一気に読み終えてしまった。ブックスタンドは使い心地がいいというか、本を読むときに両手が自由だということがこんなに楽だとは思っていなかった。ただ、本の下部を両側で本を押さえ込むページホルダーがページの文字を隠してしまうと、そこの字を読むのにちょっと面倒だ。ページホルダーが透明プラスチックなのは、下に文字があっても透けて読めるようにとの配慮なのかもしれないが、さすがに透かして下の文字を読むということはできないな。
 本の大きさによって本をはさみにくかったりすることもあるかと思ったが、文庫本でもギリギリ使えるようだ。ただ、大きな本になると固定できないページの上の方が浮き上がってしまうことはあるみたい。画集みたいな大きな本だと、そもそもブックスタンド自体のバランスが取れにくくなるか。

     f:id:crosstalk:20210321090011j:plain:w500

 これで、わたしが苦手とした「リヴィングでの読書」ということをもっともっと活発にできるようになればいいのだけれども、今日は雑誌二段組み50ページを一気読みできたわけだから、出だしは好調である。

 夕方6時ごろ、地震があった。ちょうど夕ご飯のおかずをつくっていたのだが、テレビで緊急チャイムが鳴り響いた。「地震が来ます!」と繰り返されて緊張する。テレビ画面を見ると、どうやら東北の方での地震のようだ。「このあたりまで揺れるようだと大きな地震ということになるな」と思っていたらすぐに、揺れ始めた。わたしはキッチンで立っていたのだけれども、立っていても揺れを感じたのだからやはりけっこう大きな地震なのだ。あらためて、「地震警報」というのは正確なものだと思う。
 震源宮城県で、震度5強だったという。「津波注意報」が発令されて緊張したけれども、そのうちに解除された。和室のベッドの上で寝ていたニェネントの様子を見てみたけれども、別に平気なようだった(ヤバい!と思うと部屋の中を右往左往する)。このあたりは震度3だったようだけれども、千葉県内でも震度4のところもあったようだ。

 もう、こうやって東北とかで大きな地震が起こるたびに、「原発は大丈夫だろうか?」という心配をしないわけにはいかない。そして今は「COVID-19禍」もあるし、<東京オリパラ>開催などトンデモないと、改めて思うのだが、今日ついに、海外からの一般客の受け入れを正式に断念したとの報があった。組織委員会の橋本会長は、記者会見で「(COVID-19の)厳しい感染状況が続いており、夏に自由な入国を保証することは困難。安心安全な大会を実現するための結論」と語ったというが、それならば数多い海外の選手団・役員の入国も保証できないということになるのではないのか。こう、じわじわと「あれはやらない、これはやらない」などと出しながらも、本チャンの<東京オリパラ>のことはいつまでも「保留」のままという印象を受けるが、誰だって早く中止を決定した方がいいと思っているだろう。もう、来週には(観客も集めずに意味のない)聖火リレーも始まってしまうらしいのだが、中止の決定が遅れれば遅れるだけ、ダメージは大きくなるだけだろう。情けないことだ。