ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-03-04(Thu)

 雲のない夜がつづくので、仕事に出るときに毎朝(日の出前)月がよく見える。一日ごとに、その同じ時間に見る月の位置が天頂に近くなっていく。
 電車に乗って勤め先駅に着いて外に出ると、今週になって日の出時間が近くなり、急に明るくなったみたいなのだけれども、まだまだ空には月の姿がよく見える。満月を過ぎて、今は右下からだんだんに欠けはじめている。

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 週はじめにはかなり暖かくなっていたけれども、昨日今日とまた少し寒くなった。空には雲ひとつなくて陽射しがあるのだけれども、風が冷たい。スマホの週間天気予報をみると、来週の月曜日とか火曜日には「雪だるま」マークが付いている。それはいくら何でも「あり得ない」という気もするのだが。

 「新しい電子レンジも来たし、今日の食事は何にしようか」などと考えながら仕事を終え、自宅駅に帰ってくる。駅前のスーパーに寄ってみると、「粒うに」の瓶詰めなどというものが置かれていて、「これ、おいしそう」と買って帰り、昼食はその「粒うに」と野菜サラダ。電子レンジの出る幕はなかった。

 今日の昼はずっと、国会中継をネットで見つづけてしまった。この日は共産党の田村智子議員の追及が爽快ではあったし、医療機関への交付金を返金させていることをも暴いてくれた。このCOVID-19禍にもかかわらず、病床数を削減しようともしていると。あきれた話ではあるが、田村厚生労働相大臣は納得のいく答弁は出来ないのだった。
 この3月は下旬にわたしの住む千葉県で「県知事選挙」が行われる。現在の知事である森田健作氏は引退し(出ても勝てないだろう)、下馬評では千葉市長を辞して立候補する熊谷俊人氏が圧倒的に有利と見られている。この人は立憲民主党や国民民主党日本維新の会などの各県組織が支援しているそうで、自民党の一部も彼を支援しているようだ。まあ言ってみれば「中道」という立ち位置の方ではあるのだろう。自民党は別に独自の候補を擁立しているのだが、スカ首相の自民党の下、ということもあってとても勝利することはできないだろう。ひょっとしたらダブルスコア以上の差がつくこともあり得る。
 ここで、日本共産党は別に独自の候補、金光理恵氏を擁立している。ちょっと熊谷俊人氏に勝つのは正直むずかしいかもしれないけれども、自民党候補には票数で上回る可能性もあるだろう。そうなれば、「共産党候補に敗れた」ということで、自民党の受けるダメージは大きなものになるだろう。そういうことになればいいのだが。
 今はもうあちこちに候補者ポスターの掲示板が立てられているのだけれども、自民党候補者はそのポスターに公約のように「ワクチン接種」「給食費無料」と大きく書いているのだが、「給食費無料」はともかくとして、「ワクチン接種」は国の政策として16歳以上の国民全員に接種するわけだから、それをあたかに自分の「公約」であるかのように選挙ポスターに刷り込むのはおかしいだろう。もう「なりふりかまわない」ということなのか。

 国会中継のあと、昨日前半を観たジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』の残り半分を観た。感想は別に書くけれども、昨日読み終えた『旅する練習』の感想もまだ書いていない。実はこの小説にはいろいろ疑問もあり、もうちょっと、「いったい人はこの小説のどのようなところを評価しているのか、または評価していないのか」ということをもう少し知りたい。
 現在発売されている『文藝春秋』は「芥川賞発表」号で、今回芥川賞を受賞された宇佐美りん氏の『推し、燃ゆ』も掲載されているし、選評委員による選評も掲載されているわけで、はたして選評委員がその『旅する練習』をどのように読んだのか、ということもわかるだろう。だから明日その『文藝春秋』を買い、その芥川賞の選評などを読んだ上で、わたしの感想をまとめてみたいと思っている。

 夕食もつくるのがめんどうになってしまい、アルファ米にマヨネーズを混ぜた貧相な食事ですませてしまう。でも電子レンジを使ってみようと、昨日ちょっと焼けすぎてしまった「トースト焼き」に再トライした。今日はハムとチーズをのせて、以前からよくやっていたハムトースト。これなら焼け具合とか、今までの電子レンジとよく比較できる。
 昨日は何もセットせずに「おまかせ」でやったわけだけれども、今日は焼き具合を一番弱い「弱」にセットした。セットの仕方はかんたんだった。
 そんなに時間もかからずに焼き上がってみると、これはわたしの好みにぴたりというか、とてもうまく焼けた。チーズもうまい具合にとろけ、パンも外には焦げ目がついて、それでもしっとりと水分を残していて、おいしいハムトーストができた。この電子レンジの「トースト機能」、優秀だと思う。今のところわたしには何の不満もない。実は今までの電子レンジでいちばん使っていた機能は「トースト機能」だったわけで、これからも「トースト機能」をひんぱんに使うだろうことを考えると、この買い物は成功だったと言えるだろう。
 一時期はパンを焼くために「オーブントースター」を別に買い、「電子レンジ」は最低限の機能のものでいいだろうとも考えたのだったけれども、そんなことをしなくて良かったと、今では思っている。