昨日は少し雲の出ていた空だったけれども、今日は雲も少なく、午後からはすっかり晴天になってしまった。これがもうちょっと先ならば「小春日和」というところだろう。
今日は「野良ネコ通り」の、いつも「殿」のお出ましの駐車場で「殿」の姿を見た。それが「殿」だけではなく、初めて見るサビネコとのデートなのだった。しかしこの二匹、ちょうど日当たりの場所と日陰との境目にいて、デジカメの自動露出がうまく行かない。「なんとか撮れた」と思って帰宅してチェックしたら、とんでもないピンボケだった。
ウチに帰ると、ニェネントくんはわたしのベッドで気持ち良さそうに寝転がっていた。「今日は天気も良くてお昼寝にもってこいだね」とカメラを片手にかまってあげると、めったに見せない愛らしい表情を見せてくれた。「殿」のフォトをうまく撮れなかった代わりに、ニェネントくんのベストショットを撮れた。
けっきょく今日は、昨日見たパーカーを買いに行くことにした。ひとつには昨日、その品が今は２０パーセント引きとの表示を見ていたからで、買うなら今。そして、「買おう」と思って行ってみたら売り切れていたらショックだろう。決めたからには早く買ってしまおう。
ショッピングセンターへ行き、現物を見ると昨日思っていたのより丈がちょっと短かかったり、ウェストを絞れると思っていたのがそうではなかったりもしたけれども、ポケットがう～んといっぱいあっていい。やはり「買う」と決めていたので買うのだった。あとはハイネックのセーターが２着もあればこの冬は乗り切れるだろうか？
あと、昨日買った包丁を立てる「包丁立て」を買うつもり（今まで、包丁類はまな板の上とかに放置しっぱなしだったのだ）。そういうモノは「１００均」だろうと行ってみたが見つからなかった。しょうがないので昨日包丁を買ったスーパーの売り場で「高いな～」と思いながら買う。おそらくこの買い物は失敗だったのではないかと思う。
今日の夕食はスーパーで「お弁当」を買って帰ろうと、ちょっと値引きされていた「きつねの鶏めし」という、よくわからない弁当にした。
帰り道、東の空にけっこう丸くなった月が見えた。これがまさに、今夜が「十三夜」ということだったらしい。
西の空には、まだ夕暮れの明るさが残っていた。
帰宅して、買って帰った「きつねの鶏めし」を食べたが、これは先日買った「牛めし」の弁当よりも、ずっと美味だった。けっきょく、わたしは「鶏肉」が好きなのだ、ということなのかもしれないと思った。
今日は読んでいたナボコフの『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』を読み終えた。それでついに、Amazonで『ナボコフ伝 ロシア時代』（ブライアン・ボイド著）のまずは上巻を注文してしまったので（高かった！って、まだ下巻も買うのだ！）、次はそれを読むことになるだろう（明日か明後日に到着という）。
