ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-10-19(Mon)

 昨日書き忘れていたが、夕方に買い物に出たときに西の空に薄い、鋭いエッジの刃物のような月の姿が見えた。夕暮れ時の空の色も、月の上にかかる黒い雲とのコントラストも美しかった。

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 満月は満月で美しいもので、それこそ「月を愛でる」ことができるのだけれども、このような月もまた美しいと思う。

 今朝は先週末ほどではないがやはり寒い。勤め先の駅で降りて外に出ると、ビルの合い間から朝焼けでピンクに染まった雲の姿が見えた。

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 勤め先で顔を合わせる人たちとは、「寒くなりましたね」というあいさつを交わす。仕事を終えて帰路に着くときにはすっかり曇っていて、今にも雨になりそうな天気になった。
 今発売されている「文學界」に、黒沢清監督と脚本の濱口竜介、そして蓮實重彦との鼎談が掲載されていることを知ったので、帰りに乗換駅の改札のすぐ外にある書店に立ち寄って買い、電車の中で読みながら帰った。
 思い出せば前にも黒沢清氏の記事が出ていた「文學界」を買った記憶があり、そのときにも別に村上春樹の記事が出ていたのだが、今回もまたそうだった。
 ちゃっちゃっと読んだところでは、わたしが『スパイの妻』を観たときに「このロケ地は『CURE』を思わせるな」というシーン、じっさいにそのシーンのロケ地は(黒沢監督も現地に行くまで思い出さなかったらしいのだが)まさに『CURE』のロケ地(別の建物だが)での撮影だったようだ。

 今日は前の紅茶がなくなったので、新しく買ったイギリスの紅茶(アールグレイ)を淹れることになった。封を切ったときから今までより強い香り。もちろん決して高級な紅茶ではなく、イギリス紅茶としてはかなり安値だと思うのだが、これまでの紅茶よりもずっと味が濃い感じで美味。やはり紅茶はイギリスだと思う。ちなみに、Amazonで「イギリスの紅茶にどういうのがあるだろう?」とチェックしたら、まさにこのわたしの買った紅茶が出てきたのだけれども、わたしが買った値の倍の価格になっていた。この紅茶を買ったスーパー、「何でも高いスーパー」だと思っていたのだけれども、意外とがんばっている印象だった(それともAmazonが高すぎるのか?)。