ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-10-07(Wed)

 台風がやってくるかもしれない。ちょうど去年のあの忌まわしい台風から一年後に、ひょっとしたらあの台風19号と同じような攻め方をしてくるおそれがある。
 今回の台風は日本では「台風14号」だけれども、最近使われる「アジア名」では「チャンホン」というのだ。そのチャンホン、実はまるで進路の予想が出来ていない。世界各国による進路予想は下の通り。

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 黄色みたいに西に逸れてくれればこっちは安泰(沖縄には申し訳ないが)。青や緑でもいいが、この青や赤みたいにぐるりと輪を描くというのはどうなんだろう。一回南に戻るのはいいけど、そのあとはどうなるのだろうか。消滅してしまうのか。それでやはり、オレンジか紫のコースがヤバい。特に紫のコースをとると、それこそ去年の台風19号に近いコース取りになる。
 天気予報も、この週のはじめには週末はずっと晴天との予報だったというのに、今日の予報では明日あたりから土曜まではすっかり雨ということになってしまった。この頃は毎日のように天気予報もコロコロと変化しているのだけれども、願わくば台風のコースが関東直撃を避け、また天気予報も変わってほしいものだと思う。

 でも今朝は晴天のいい天気で、未明に出勤で家を出たときにはまた頭の上に月の姿が見えた。この月のけっこう近くには赤く光る明るい星も見えたのだけれども、それは夕方のニュースで、ちょうど今日地球に最接近した火星なのだと知った。ちょっと同じフレームで写真に撮るのはむずかしかったかもしれないけれども、なんとかトライしてみればよかった。

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 仕事を終えて帰宅するときには、空は灰色の雲に覆われていた。今日は「野良ネコ通り」ではネコの姿は見られなかった。そのかわりというか、跨線橋の上で、街灯にとまるカラスの姿を見た。カラスはけっこうデカいからちょっと怖い。おまけに繁殖期とかには人間に襲いかかってくることもある。実はわたしも以前カラスに襲われた記憶がしっかり残っている。もうちょっと小さくて、せめてムクドリぐらいの大きさだったらもっとかわいい気もするけれども、こうやって写真に撮ってみるとそれなりに「愛らしい」という気もする。

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 今日は帰るときに、勤め先の近くのブルジョワ的なスーパーで、紅茶パックのセットを買った。わたしは前に書いたように、やかんの中に紅茶パックを入れて沸かし、いつもお茶の代わりにいっぱい飲んでいるので紅茶パックは欠かせない。そろそろストックがなくなってきたので買わなければと思っていたところだ。
 今買っている紅茶パックは西のショッピングモールの中のコーヒー店で買っているものでフランス製。50パックで450円ぐらい。今日スーパーで買ったのはイギリス製で100パック840円だからちょっとだけ安い。ずっと前はセイロン製直輸入のすっごく安いのを買っていたのだけれども、いつも買っていた店で売られなくなってしまった。日本のメーカーの紅茶にも安いのがあるけれども、これがとにかく不味い。さて、紅茶と言えばイギリスだけれども、はたしてどんな味だろうか(ちなみに、買った紅茶はダージリン)。

 ニェネントは、もう和室のシェルターにこもることもなくなり、ずっとリヴィングとかキッチンで、わたしのそばにいてくれるように戻った。下の写真は昨日撮ったものだけれども、出窓の「お立ち台」の上で、陽の光の逆光で「美しいニェネント」に撮れたと思う。

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 日本では、菅首相が「日本学術会議」に推挙された新会員6名を任命から外した件がかなり大きな問題になっていて、さまざまな学術団体、文化人団体から抗議の声が上がることになった。菅政権は「決定を取り消すつもりはない」と述べ、この問題はかなり尾を引きそうだ。
 どうもわたしの印象では、この菅義偉という人物、そうとうにチキンハートだろうと思えるフシもあり、総理就任早々にこの問題がこれだけ大きくなったことにかなりダメージを受けているのではないかと思う。そもそもが新しく総理になったというのに「所信表明演説」もやらず、記者会見も安倍元総理のとき以上に排他的なものになったようだ。チキンハートな上に、スピーチが「超」苦手な人物でもある。メディアの姿勢次第では、意外とすぐに窮地に陥るのではないだろうか。

 今日はナボコフの『カメラ・オブスクーラ』を読み終えた。明日からはやはりナボコフの、『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』を読み始めようかと思う。