ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-08-04(Tue)

 この梅雨の長雨で、野菜の価格が高沸しているという。帰りに駅の南の農家直営みたいなスーパーに立ち寄ってみたのだけれども、たしかにレタスやキャベツはしばらく前の倍ぐらいの価格になっていた。もうウチにレタスのストックはほとんどなくなったが、まだキャベツはけっこう丸ごとに近く残っているので、今買わなくてもだいじょうぶだ。次に買うときには価格も安定していればいいのだけれども。

 今は仕事を終えての帰り道、用がなくても駅の南口に降りて、ぐるりと回って線路を越える跨線橋を渡って帰ることにしている。この跨線橋はヒトもクルマもほとんど通らないし、橋を越えるときの眺めが夏の青空の下、「夏だな~」という気分になれる。熱中症になっては困るが、やはり夏には「夏」を感じるのがいい。

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 来週の月曜日は何の日だか知らないけれども祝日で休みで、3連休になる。その次の週末は普通に考えれば「お盆」ということになるのだろうけれども、政府はCOVID-19対策として帰省には慎重にといっているらしい。
 そもそも「お盆」というのは、日本人にとっては「帰省」して親に会うというのが一般的だというのに、COVID-19で重症化するリスクの高い高齢者との接触の増える「帰省」は慎重に、というのだ。このことは理解できるのだけれども、その一方で「Go To トラヴェル」キャンペーンでどんどん旅行に出かけようとたきつけているのが政府の方針で、これを「矛盾」と呼ばずして何と呼べばいいのだろう。
 だいたい、毎日のようにCOVID-19への新たな感染者が増加しつづけているときに、なにゆえに無理して「Go To トラヴェル」キャンペーンをやらなければいけないのか。今は医療体制をしっかりと整えることこそが必要なのではないのか。
 それが、こともあろうにこの日の報道では、菅官房長官沖縄県に対して感染者を受け入れる設備の確保が追い付いていないことで苦言を呈したということである。こんなのはそもそも「Go To トラヴェル」キャンペーンをストップすることから始めるべきで、これでは「旅行客がいっぱい沖縄に行って感染者が増えるから準備をしておけ」というようなものである。まあ政府は玉城デニー知事の沖縄を毛嫌いしているわけだろうからこういうことをいうのだろうが、国としての対策を何もやらずに逆に感染を煽るようなことをやり、それで地方自治体に苦言を呈するなどということは「国家」のやることではないだろう。

 「GYAO!」の無料配信では今、パゾリーニの『奇跡の丘』を観ることができるのだし、『ブーベの恋人』などという珍しい映画も観られる。こういうのはいつの間にか無料配信されていて、おそらくは知らないうちに無料配信され、知らないうちに配信終了になってしまった作品もいろいろありそうだ。で、今日は明日で配信が終わってしまうブラッド・ピット主演の『ジャッキー・コーガン』という映画を観た。