ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-05-19(Tue)

 Stay Home43日目。外には一歩も出なかったし、テレビもほとんど見なかったので、天候がどうだとかいうことはよくわからないが、朝、洗濯しようとして外が曇っていたのでやめたのだった。気温は少し涼しめだったようだ。

 昨日視聴したYouTubeでのGrateful Deadのライヴが気に入ってしまって、今日も聴きたくなった。YouTubeには彼らの古いライヴがいろいろとアップされていて、その中から1976年のライヴを選んだ。3時間。音を和室で寝ているときにも聴きたいと思い、音声をパソコンからミニコンポに接続し、MDに録音することにした。和室にはMDの聴けるラジカセが置いてあるので、それで聴くのだ。
 9時近くに視聴し始めて、午前中いっぱいかけて終了した。まあ映像は見なくてもいいので、寝転がって音を聴いているとそのうちにニェネントが和室から出てきて、昨日のようにわたしのそばに横たわっておとなしくしている。ニェネントはほんとうにGrateful Deadの音が気に入ってるみたいだ。抱き上げてわたしの胸の上にのせてやったりする。

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 午後からは和室でベッドに寝転がって、本を読みながら午前中に録音したMDを聴く。あんのじょうニェネントがやってくるので、「あんたはホントにデッドが好きなんだねえ」と胸の上にのせてやると、香箱座りで座り込んでしまった。ふだんはわたしの胸の上にいてもたいていは前足を立てているわけで、座り込んでも「香箱座り」ではない。あごを首に寄せてうんと下目にニェネントをのぞいてみると、眼を細めてリラックスし、ずいぶんと気もちが良さそうだ。ふだんは10分もするとわたしの胸からよそに行ってしまうのだけれども、今日は20分ぐらいたっぷりとわたしの上で休んで行った。

 Grateful Deadサウンドのいいところは、聴いていてとても気もちがリラックスできるところだ。それもスタジオ録音されたCDではなく、こうやって3時間とか延々とつづくライヴがいい。じっさいのライヴは8時間にも及ぶこともあったらしく、セットリストなしで即興を交えながらつづく演奏は、カントリーやブルース、フォーク、ジャズなど様々なジャンルを包括するようなサウンドだ。クールな熱気に包まれた演奏はある意味で「最上のBGM」で、例えば読書していても決して音がじゃまになることもなく、逆に読書に集中できるみたいでもある。
 まだYouTubeにはもっとたくさんのGrateful Deadのライヴがアップされているので、空いているMDにせっせと録音して和室で寝るときにも聴けるように、ニェネントも聴けるようにしようと思うのだった。
 わが家は1人と1匹でそろってGrateful Deadファンになったようで、「いい家族・いい家庭」ではないかと思うのだった。

 今日は間食に「フレンチトースト」をつくってみるといいのではないかと思いつき、ちゃっちゃっとつくってみた。ちょっと最後の段階で放置しすぎて焦げてしまい、見かけは最悪になってしまったけれどもそれでも食べてみるとけっこう美味で、手間のかかるホットケーキよりフレンチトーストの方がかんたんだと思い、このあともう1枚焼いたりしてしまった。

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 夕方は、わたしの愛好する劇団「少年王者舘」の2006年の作品、「イキル I KILL」の全篇が今日からYouTubeにアップされたとの知らせをみて、それを観てしまった(この作品はもちろん、上演時に劇場で観ているのだけれども、例によって何も記憶していない)。しかし劇場の後方の定点からの撮影は画質も良くなく、もっと困ったのは音声、セリフが聞き取れない部分があまりに多いということで、まあ作・演出の天野天街氏の脚本はもともとストーリーなどあってなきがごとくではあるから、だいたいのコンセプトはわかったのだけれども、さすがにセリフが聞き取れないと困ってしまうのだった。別にいつものように「感想」を書こうかどうしようか、迷っている。