Stay Home36日目。今日も「検察庁法改正案」の話題がツィッターをにぎわし、「#検察庁法改正に抗議します」というハッシュタグに６００万件を越えるツイートがあったという（わたしもやった）。昨夜のＮＨＫニュースでも取り上げられていたぐらいだが、芸能人・タレントの多くも賛同していたということでそんなタレントの名まえを挙げる報道は、反動勢力に「こ～んなタレントたちが賛同していたんだぜ！」と知らしめる、ネガティヴな役割を果たしているように感じられた。
誰だか自民党の幹部は「１人が１００万の声をでっち上げる世界」だと語ったという。それは普段自民党がやっていることだろう。
さて、もう１ヶ月以上のStay Home。毎日毎日ニェネントといっしょの生活が続くけれども、ニェネントは「こいつ、この頃ず～っと仕事に行かないでウチでゴロゴロばかりしているな～。ひょっとしたら仕事をクビになっちまったんじゃないの？」な～んて思ってたりして。
昨日内科クリニックに行ったとき、主治医に「酒とか飲んでますか？」とか聞かれたのだが、わたしは入院したその日から今日まで、まったく酒は飲んでいない。ときどき「たまには飲んでみてもいいんじゃないか」と思わないでもないが、「飲みたい！ 飲まずにいられない！」などということはまったくない。
どうも、報道などをみると、自宅待機が長引いて酒におぼれてしまう人が増加しているらしい。気もちはわかる。手持無沙汰なとき、つい「クイッ」と一杯やりたくなり、一杯が二杯に三杯にと、止められなくなるだろう。わたしだってそんな危険性はあった。今、なんで酒のお世話にならないで日々を過ごせているか、その理由はよくわからない。
で、今のわたしはインスタント・コーヒーと紅茶ばかり飲んでいるわけだ。インスタント・コーヒーは１日に５～６杯は飲むだろう。コーヒーを飲むと何か食べたくなるのでスナック菓子とか食パンを食べるのだが、一時期「これでは太ってしまうな」と心配し、多少ばかりウエストも太くなったようだったが、今はそれ以上にデブデブになる気配もなく、もうあまり心配していない。紅茶は前に書いたようにケトルいっぱいの紅茶をつくり、これを水代わりというかお茶代わりに飲んでいる。ケトルは２リットルぐらいあるのかもしれないが、これをだいたい２日で飲む。まあカフェインのとりすぎ、かもしれない。
いつもずっとＮＨＫの朝ドラをみているのだが、今回の『エール！』はさいしょのうちしょ～もないギャグばかりで、テレビをつけていてもほとんどちゃんとみていなかったのだけれども、このところようやく二階堂ふみ（好きである）が絶好調になって来て、ようやくまじめにみるようになった。しかしCOVID-19のせいで新規撮影もしてないようだし、収録の済んだストックもあまりないだろうし、そのうちに途中でとつぜん打ち切りになってしまうのかもしれないな。
『エール！』はまあニコニコして見れていいのだけれども、このところ映画では『クリーピー 偽りの隣人』だとか『CURE』だとか愉快ではない作品をつづけて観ているし、読書も『一九八四年』だとかどっぷりディストピア世界を読んだし、今日はパトリシア・ハイスミスの『プードルの身代金』を一気に読み終えた。これまた「救いのない」作品ではあった。さて、次は何を読もうか？
