ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-04-13(Mon)

 Stay Home7日目。体温は36.0度。外はまだ雨が降りつづいていて、テレビの天気予報では今日の最高気温は12度までしか上がらないだろうと言っている。寒いのだ。

 安倍首相は昨日ツイッターに、星野源が先に発表していた弾き語りの映像に合わせ、安倍自身が室内で犬を抱いたり飲み物を飲んだり、呆けた顔でソファに座ってぼんやりしてたりテレビか何かをリモコンで操作している映像をアップし、「友だちにも会えないし、飲み会もできないだろうけど、外に出ないで家にいてくれ」みたいなことを言ったのだが、もちろん昨日のうちに「何様のつもりだ」と怒りの声がまき上がったし、わたし自身もツイッター上にあふれるその動画を目にするたびに極めて不愉快な思いをした。
 その映像はいろいろな事柄を侮蔑していて、「よくこれだけ短い映像でそれだけのメッセージをあらわしたものだ」と、あきれてしまう。
 いちばんには、安倍首相自身が国民に「緊急事態宣言」を出し、「出かけないで家にいてくれ」といっているわけだが、安倍首相自身が「わたしも家にいる」ことを演じて、のんびりとしている。しかし人々はそんなにのんびりしているわけではなく、テレワークで仕事をやっている人たちもいるし(そのことは政府が推奨していることだ)、「これからどうなるのだろう」という不安に包まれている。そんなとき、COVID-19の蔓延を防ぐため、いちばんに対策を練り実行しなければならないのは安倍首相ではないのか。「この今、日本のトップが仕事をしないで犬と遊んでいていいのか」と思わせられるところだ。まあ彼はテレワークをやっているふりはできないだろうが。
 音楽関係の人も、この映像は星野源のオリジナルの映像のコンセプトを無視してねじ曲げたもので、音楽などの文化を侮蔑するものだという意見を寄せていた。

 しかしいったい何のつもりで安倍首相はこんな映像をつくったのか。おそらくは安倍側近の口添えだと思うのだが、先に政権の対策として「一世帯にマスク2枚」を送付すると決めたときも、安倍側近の大臣だか誰かが、「今はマスクが不足しているから国民皆に送れば喜ばれますよ」と口添えした結果だったという。
 何を考えているのか、今の政権は安倍首相だけでなく、周辺の人間も皆、国民の気もちをまるで理解していない。彼らは国民の健康、経済事情よりも、COVID-19が沈静化したあとの国家レベルの経済のこと、ひとまず来年に順延されたオリンピックのことばかりを考えている。「緊急事態だから休業しろ」と呼びかけるが、経営の苦しくなった企業や店舗へ補償金などは出そうとしない。もちろん国民にも何も出さない(きわめて収入の少ない世帯には30万円支給するというが、それは国民全体の17パーセントぐらいのものだという試算がある)。海外では国民全員に10万円とかそれ以上補償金として出すのだが、日本はそういうことはしない。
 また、「都心に出て来る人が7割減れば、COVID-19は沈静化に向かうだろう」と、どれだけの根拠があるのかわからないことを述べるのだが、まだまだ混み合った通勤電車が走っている。今は東京での感染者が増加しつづけ、「感染経路不明」の感染者が多いというが、それは「通勤電車の中」で」感染しているのではないか? やはり東京はロックダウンすべきなのだ。

 長く書いてしまったが、わたしは今の「緊急事態」は5月の連休明けまでには終わらず、東京を完全にロックダウンして、まずは5月いっぱいは継続しなければならなくなると予測する。外れればいいが。

 午前中はネットとかを閲覧して上に書いたようなことを考えていたのだが、前から「ニェネントのカリカリを買わないといけない」ということと、それと急に「今、口寂しくて、パンとかをすぐに食べてしまうのだけれども、キャンディとかあめをなめるのがいいのではないか」と思い、キャンディを買いに行きたくなった。Amazonのギフト券とキャンディを買いに、昼前に傘をさして家を出た。
 雨はそれほどでもないのだが、歩いていると風が強いことがわかった。近くのコンビニに着くまでに何度も傘を風に持って行かれそうになったし、コンビニの前まで来たときについに傘がおちょこになり、「この傘もこれまでか」と思った。しかし、これが意外と頑健なヴィニール傘で、バラバラになりそうな一歩手前で踏みとどまっていた。
 買い物をして帰宅し、テレビを見ていると、気象情報でこのあたりに突風の危険があることを伝えていた。たしかにそういう感じではあった。

 さっそく、買ったキャンディをなめてみたが、これはほとんど意味がなかった。その味にもよるのだろうか。今度は甘くないものを探してみよう。
 昼食のあと、午後からは「お片付け」の続き、残っている衣服をたたんで、衣装ケースやタンスの中に整理して行く。ほぼ終わったところで、残りは床の上に散らばった様々なモノを片付け、掃除機をかけて雑巾がけをして終了か。この作業はまた明日にしようと、いちにちいちにち日延べして行くのであった。

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