この週末も不要不急の外出は自粛を求められ、都心などの大規模店舗は休業するところが多い。特に東京はわたしが退院する頃から急激に感染者数が増加していて、一日に１００人を超えるようになった。そもそもが大規模な検査をやっているわけでもなく、じっさいにはもっともっと多くの感染者が存在することは容易に想像できる。近々「非常事態宣言」が出されるのではないかとの憶測も流れている。
「布マスク２枚」の悪評が世界にも報道された安倍政権は、ここに来て「自粛」などにより収入減に陥った人々への補償として、ある基準以上に収入の減少した人に対し、１世帯３０万円を支給する案を打ち出した。しかしこの案はまたもや「世帯」を対象とした給付で、世帯構成人数が多ければ多いほど「損」になる。国は「少子化」を何とかしようとしているはずなのに、これでは子どもの数は少ない方が得だし（子どもがいないのがいちばん）、そもそも結婚しない「独り暮らし」がいちばんいいということになる。だいたい「基準」を設けるのなら「申告制」になるのだろうし、役所の業務が増加もし、おそらくじっさいに給付されるのは早くても２～３ヶ月は先になってしまうだろう（これはわたしの「高額療養費」の過剰分返還と同じようなものだ）。
さらにこれとは別に、COVID-19の感染拡大を防ぐための休校にともなって、子どもの世話で仕事を休んだ保護者への助成金を出すことにしたのだが、そこで風俗業で働く人を対象外とするらしい。
わたしは仕事に復帰したとして、千葉県から東京へのプチ遠距離通勤なので不安は大きい。早朝に出て昼には仕事を終えて帰宅するので、通勤の電車はラッシュアワーのようにとなりの人とピッタリ密着してしまうことはないけれども、感染のリスクがなくなるわけではない。今は来週いっぱいは仕事も休むつもりだが、そのあとは復帰するつもりだ。しかしこれからのCOVID-19の感染拡大でどうなるかはわからない。
昨日から自炊を始めたのだが、入院前に買ってあった食品で、冷蔵庫の中で傷んでしまった食物は思ったより少なかった。焼きそばの麺とトマト。このくらいのもので、あとはまだ賞味期限でギリギリのところのものが多い。せっせと自炊しよう。
今日はウィンナとキャベツとタマネギ、ニンジンを炒めて「野菜炒め」にしたのだが、おかしなことに一昨日クリニックに行ったとき、中華の店で食べた中華丼の具とほとんどおんなじ味になった。つまりこれをご飯にかければ「中華丼」になるのか。かんたんだ。こんどやってみよう。
今は体調も良く、毎日歩き回ってそういう足の不安もほとんどなくなった。ただやはり、疲労感はたまる。まあ頭に穴をあけるというごっつい手術をやったあとだから、もうちょっとゆっくり休ませていただこう。
