ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-03-25(Wed)

 ベッドに寝てばかりいると身体がなまってしまう。リハビリのつもりでフロア内を歩き回ることが多くなった。本を読むにも本を持ってデイルームという広い部屋に行き、椅子に座って読書したりして、日ごとに健康を増していくように思う。娘から借りていた『怖い絵』を読み終えた。

 手術あとの傷口は、よく知らないけれども頭蓋骨にあけた穴に何かを詰めて、ホッチキスのようなもので留めてあるのだという。頭頂部に近いので鏡を使ってもうまく見られないのだけれども、もう軽くさわる分には問題ないので触れてみると、たしかに傷口のまわりに硬いものがいくつもあるようで、まあ傷口を縫合する代わりにホッチキスで留めておく、というものだろう。そのホッチキスの針を、夕方になって抜いてもらった。わからないけれども傷口もきれいだという。

 あと、転倒したときに右目のすぐ下を強打した治療に、3~4日のあいだは、絆創膏というのか、さわった感じは堅いものが貼ってあったのだが、これはどういうものなのかわからないままだった。その絆創膏が取れたあとに鏡を見てみると、ちょうど目の下を囲むように黒いかさぶたが付いていた。特にアザになっているようでもなかったが、こちらの方も絆創膏を取ったあとに看護士の方が見て、「とてもきれいに治ってる」ということだった。この状態で「きれいになった」というのは、その前はいったいどんだけ酷かったのだろうと思ってしまう。

 外の世界のCOVID-19はまったく収まる気配はなく、日本でも感染者の数が増えてきている。今は「クラスター」という言葉が使われるようになっていて、これは「集団感染」ということらしい。小池都知事は「不要不急の外出は控えるように」と語ったというし、さまざまなイヴェント、公演が中止になり、上野動物園も休園していて、ほとんどの美術館も休館している。ついに、安倍首相もオリンピックも1年の延期を決定した。1年でいいのかよ?という気がする。COVID-19の感染拡大はつづいていて、収束の目途が今つくわけもない。普通に考えれば、「中止」という選択肢しかないように思えてしまうのだが。

 しょっちゅうケータイばかり閲覧しているせいで、データ使用量が契約をオーバーしてしまった。病院内はWi-Fiが使えないのだ。そのままだと表示スピードが極端に落ちるので、使用データ量の追加をした。まあ「非日常」なので、このくらいの臨時出費は仕方がない。とりあえずの応急処置として、普段は「機内モード」にしておくことにした。たいていのアプリは「機内モード」だと立ち上げることもできないのだが、Twitterだけはその直前に開いていたところから再開出来、閲覧することは出来る。新しいタイムラインを見るには機内モードをオフにしないとならないが、ちょっとした節約にはなるだろう。