ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-02-23(Sun)

 昨日は夕方に買い物に出かけ、つまりは「雪平鍋」を探した。たいていのスーパーには台所用品のコーナーに包丁だとかフライパンだとかをちょこっと置いてあって、まあ雪平鍋なんていうのは台所の基本だろうから当然置かれているだろうと思っていたのだが、これが大きなまちがいで、フライパンやもっと大きな鍋は売っているのだけれども、「雪平鍋」というものが売られていない。2軒のスーパーのどちらにもない。なぜだろう? 家庭の必需品だと思うのだけれども。
 雪平鍋が便利なのは、とにかく「お湯を沸かしやすい」ということがある。例えばインスタントコーヒーを淹れるのに少量の熱湯がほしい、などというときにぴったりである。注ぎ口もついていて注ぎやすいし、インスタントのポタージュとかにもいい。日本酒を温めて「玉子酒」をつくるときにも欠かせない。そしてレトルト食品を温めるのにもいちばんだし、何よりもこのサイズはインスタントラーメンをつくるのに最適の大きさ(わたしはほとんどインスタントラーメンはつくらないけれども)。一家に一台、欠かせないのが「雪平鍋」であろう。それはフライパンや普通の鍋も欠かせないだろうが、「自炊しないよ」という人には必要なかったりするかもしれない。そんな「自炊しないよ」という人にもぜったい必要なのが、この「雪平鍋」だろうと思うのだ。
 そんな、誰でも欲しがる「雪平鍋」が、スーパーに売られていないというのはどういうことだ?などといぶかしく思うのだが、ないものはしょうがない。幸いにも2軒目のスーパーのとなりにはちょっと大きなドラッグストアがあり、普段はまったく素通りする店なんだけれども、「ここならあるだろう」と立ち寄ってみた。

 ‥‥ありました。しかし、鍋類の置かれたいちばん下の隅っこに、一種類だけしか置かれていない。まあ「雪平鍋」なんて、鍋やフライパンみたいに何種類もある中から選びましょうというようなものでもなく、とにかく一種類あればオールマイティな調度品ではあるのだろう。
 さすがに100円ショップのものと違って、ちょっと大きめで重たい。値段もまさか100円ということもないのだが、これからはこの雪平鍋といっしょに生活して行こう。

 さて、皆さんご承知のように、今はどこにも「マスク」が売られていない。マスクがなくって電車に乗ってしまったりしたら、こわいおじさんに「なんでマスクしてね~んだよ!」とぶん殴られてしまう恐れもあるのが今の日本。まだ以前買ってあったマスクがいくらか残っているけれども、そんなにたくさんストックがあるわけではない。とにかく「こわいおじさん」にぶん殴られないように、何とかしたいものだとは普段から思っているのだが、売っていないものはしょ~がない。それが、昨日さいしょに立ち寄ったスーパーに、少しだけマスクが売られていた。ガーゼのマスクだから洗濯して再使用出来るではないか!と喜んで買って帰ったのだが、帰宅してよく見たら「子供用」で、なるほど包装から出してかぶってみるとたしかに小さい。それでもないよりはマシというか、これでも装着していれば、たとえみっともなくっても、知らないおじさんにぶん殴られずにすむだろう。まあ「おしゃれ」のために装着するものでもないのだから、「善し」としよう。

 買い物の帰り、空き地に雑草にまじって水仙の花が咲いているのを見た。水仙の花はいちばん寒い頃に咲く花なのか。それにしても、こういう花をみると「春」ももう近いように思う。

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 今日は一日、何もしなかった。ものすごい「なまけもの」である。夕食はさっそく買った雪平鍋でレトルトのカレーをあたため、ちゃっちゃっとかんたんにすませるのだった。