ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-02-07(Fri)

 昨日今日と、寒い。とても寒い。リヴィングで机に向かってパソコンをみていると、ニェネントがすぐ脇にごろっとなっていたり、わたしのひざのあいだに割り入って来たりする。それで「なんだよ~」と抱き上げて、ひざにのせてあげる。以前だったら「あんたのひざの上なんかイヤだね!」と、すぐに逃げて行ったのだけれども、今は「そうそう、それなのよ! だっこしてちょうだい!」みたいに甘ったれるのである。
 まあ一般のデレデレ猫のように自分から人のひざに割り入ってくるようなことはしないのだけれども、どうも「ひざに乗っけてちょうだいよ!」というアピールらしい。あんまり今までになかったことである。

 わたしがニェネントにとってどれだけいい飼い主なのかわからないけれども、どうやらニェネントはわたしを好きでいてくれているようだ。このところ、そういうニェネントの気もちを前よりも強く感じる。それだけに、わたしもニェネントを放ったらかしにして「お出かけ」したりする気がなくなってしまっている。いつもニェネントといっしょにいたい。

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 このところ、本を読み進められない。
 今はカフカの「日記」を読んでいるのだけれども、ページをくくっていてもまるで頭に入らず、10ページも読むと本を閉じてしまい、次に読み始めるときには前まで読んだことはすっかり忘れてしまっている。一週間かけてやっと百ページだ。
 夜は寝るときに柄谷行人の『トランスクリティーク』をずっと読んでいるのだけれども、このところ、読み始めるとすぐにニェネントくんがベッドに乗っかってきて、「遊んでよ!」となって、しばらくニェネントと遊ぶともう、本を読みつづける気にもならなくなって、そのままに寝てしまう。