ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-02-02(Sun)

 今日は「2020-0202」と、0と2だけの左右対称という、珍しい日付なのだな。これに「1」の数を入れると、まだこれからも左右対称の年号日付の日というのはめぐって来るのだけれども(例えば「2021-1202」とか)、二つの数字だけで左右対称になるというのは、あとは1と2との組み合わせで「2111-1112」、「2121-1212」、「2211-1122」、「2221-1222」の4回だけ、「月」というのが12月までしかないのだから、未来永劫あと4回しかめぐって来ないのだ(たとえあと「0」を加えても、ほとんど同じようなものである)。
 「時」というものは、例え人類が滅んでも(この宇宙が存在する限り)無限に続くものという気がするのだけれども、今の暦の数え方をとれば、そういう年号と月日で左右対称になるような日というのは、どんなに「時」が未来永劫続いたとしても、あと4回ぐらいしかありえないのだ。つまり、それは「無限」なのではなく、「有限」なのではないのか、などと妙なことを考えた。「左右対称の年号日付」など、あとせいぜい200年ぐらいですべて終わってしまうのだ(どうでもいいといえばどうでもいいことなのだが)。

 おととい日比谷に映画を観た帰りに、映画館のとなりのビルの本屋に立ち寄ったのだけれども、それは以前その本屋に行ったとき、ウィリアム・クラインの『ポリー・マグーお前は誰だ?』のDVD(新品)が値引きして置かれていたもので、まあそれはずいぶんと以前のことだったけれども、「まだ置いてあれば買ってしまおう」という気分でいたのだった。
 まあ目当てのDVDはなく、代わりに『殺人の追憶』を買ったわけだったけれども、昨日になってやはり『ポリー・マグーお前は誰だ?』のDVDが欲しくなり、Amazonで検索してみるのだった。するともちろん『ポリー・マグーお前は誰だ?』もあったのだけれども、同じウィリアム・クラインのすでに廃盤になっているDVD、『ミスター・フリーダム』が中古で出ているのが気になってしまった。
 この映画はむかし、ウィリアム・クライン映画祭か何かが開催されたときに映画館で観たことがあるが、まあモンティ・パイソンもびっくりするだろうスラップスティック・コメディで、めっちゃアホな映画なんだけれども、「デルフィーヌ・セイリグがこ~んなところでこ~んな役で出演!」というのもあるし、もうDVDも「廃盤」というと、よけいに欲しくなってしまうのだった。Amazonではもちろんマーケットプレイスからの出品で、まあいちばん安い出品で送料を入れると4800円ぐらい。ちょっとキツいなと、そのマーケットプレイスの情報を見てみると、なんととなり駅にあるCDショップの支店が出品してるのだった。まあヴィニール盤レコードの時代からいろいろとお世話になっている老舗で、今でも新宿とか御茶ノ水の支店でお買い物したりはしている。それがとなり駅にも支店を出していたとはまるで知らなかった。
 調べてみると駅からけっこう近いところで、「そうか、それならば一度行ってみようかな?」と思ったわけで、それで今日、午前中に行ってみることにしたのだった。

 ‥‥行ってみた。ビルの地下の店舗は思いのほか広い店で、在庫も豊富だ。わたしは先日、映画『フィッシャーマンズ・ソング』を観たもので、また久々にブリティッシュ・トラッド熱がよみがえっている。で、CD中古盤コーナーの棚をみていると、ちゃんとその「ブリティッシュ・トラッド」のセクションがあるのだった。すばらしい!
 目的の『ミスター・フリーダム』も見つけ、そのDVDとCD2枚とを買った。DVDは中古割引対象品で、なんと2400円ぐらいで買えたのだった。つまり、Amazonで買う半額の価格だった。うれしい。CDも2枚(ひとつは<2枚組>)で1500円ぐらいだったし、いい買い物をした。
 帰りにスーパーに寄り、お弁当その他を買って帰宅した。部屋ではニェネントくんがわたしの帰りを待っていてくれた。しあわせな一日だった。

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