ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-02-01(Sat)

 夜中、寝ているときにちょっと大きな地震があって目が覚めた。「大きな揺れだなあ」とぼんやりと思いながらも、「これは予震で、今にめっちゃ大きな縦揺れが来てこの家がつぶれ、わたしもニェネントも下敷きになって死んでしまうのだろう」とまで考えたけれども、そのまま揺れは収まってしまい、わたしもまた眠るのだった。

 目覚めると外は真っ青な空。ぽかぽかと暖かく、もう「春」がやって来たような雰囲気だった。まずは洗濯をして、「今日は何かおいしいものを食べに行きたいな」などと思う。「おいしいもの」とは「うなぎ」だったりするのだけれども、思い返してみれば、三年前に茨城の住まいの上の階が火事になり、もう転居しなければならないとなったときにも「おいしいものが食べたい」と思い、そのときも東京で「うなぎ」を食べたのだった。なんだかキャパシティが狭いというのか想像力が貧困だというのか、「寿司」とか「ステーキ」とかには行かないのだな。これは多分、そういうものを食べる店がめんどうくさい、ということだろうか。それは例えば、今ではもうバーとかに行ってカウンターに座って、マスターとかと会話するというのもめんどいね、という感じに通じる。居酒屋に行くにしても、まわりのことをまったく気にしないで飲める店がいい。そういう感じ(そういう意味では「日高屋」で飲むのもいいのだが、店が明るすぎるし、ときどき客がうるさいからな)。
 特にこのごろは、ニェネントくんに「お留守番」をさせてわたしひとりが外に出かけるというのが申し訳ない気がして、やっぱりニェネントといっしょに居てあげたいなという気もちが強くなった。それはわたしも歳を重ねたということかもしれないが。

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 米がないので、午後から「やはり米を買おう」という気もちで買い物に出る。ペットフード売り場に行ってみると、けっこう高いネコ缶の「ゼリー仕立て」というのが売られていて、ニェネントが「ゼリー仕立て」のネコ缶が好きなのだろうという思いは、まったくわたしの勝手な思い込みに過ぎないと思うけれども、ついつい買ってしまった。同じ「ゼリー仕立て」なら、もうひとつのスーパーの方がはるかに安いのだが。
 ちょうど白米の「ひとめぼれ」が特売されていて、それでもずっと買っていたスーパーの「あきたこまち」よりも400円以上高いのだけれども、「まあしょうがない」と買って帰った。

 けっきょく今夜は米も炊かず、前に買った「五目ピラフ」のパックをあたため、「ほうれんそうのインド風カレー」でお粗末、お手軽な(それでもおいしい)夕食をすませるのだった。