ようやく金曜日になり、なんだか長かった今週の仕事もおしまい。さて、この週末はどうしようかと、昨日の夜とかにいろいろと考えるのだけれども、実は週末でいちばん楽しいのは、そうやって木曜日の夜に、あれこれと予定をたてようと考えているときなのではないかと思った。
それで今日は、前から気になっていた、ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』を観ることにした。日比谷でやっているのが仕事の帰りに近いし、上演時間もちょうどいい。
ちょっとのんびりと日比谷の駅に出て、まずは映画館でチケットを買い、座席を決める。とにかくはメガネがないので、なるべく前の方の席（前から３列目）を決める。
まだ開映まで５０分ほどの時間がある。いちど映画館を出て、昼食をとる。「ちょっとイイ店で食事しよう」と思ったのだが、探し回っていると時間がなくなるので、近くにあった中華の店に飛び込み、ランチの麻婆豆腐を注文した。これが、出来てくるのにずいぶんと時間がかかり、たっぷり１５分は待たされた。まあ映画の上映に間に合わなくなることはないと思ったけれども、ちょっとイライラしてしまった。
それでようやく出来てきた「麻婆豆腐」は、けっこう薄味というか、わたしが中華料理に求めた濃厚な味ではなかった。残念だった（これならいつものように、日高屋で「とんこつラーメン」にすればよかった）。
まあそういう意味ではちょうどいい時間に食事を終え、映画館に戻って席に着く。映画の感想は別に書く。
映画を観終えて外に出ると、風がずいぶんと強い。けっこう体を持って行かれそうなほどの風。となりのビルの本屋に立ち寄ると、そんなポン・ジュノのＤＶＤ、『殺人の記憶』と『グエムル-漢江の怪物-』とがかなり安く売られていたので、『殺人の追憶』を買ってしまった。
夕食もどこか外で、おいしいものを食べようかと思っていたのだけれども、けっきょくサッサと帰宅して、チャッチャッとパスタをつくって簡単に終えてしまった。
