ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-11-23(Sat)

 3日ほど前の朝、勤め先の近くのコーヒー缶自販機でコーヒー缶を買ったら、「当たりだよ!」というシールが貼ってあり、マクドナルドのハンバーガーをくれるという。それで昨日の朝、「このあいだこの自販機で当たったからなあ」とまた買ってみたら、また当たった。なんだか「ハメられてるのではないか?」とは思ったが、そういうことで昨日の帰りにハンバーガーと交換し、いちおうそれだけでは悪いのでポテトフライとチキンナゲットを買って帰って夕食にした。‥‥おっと、ニェネントくんにポテトフライは無理でしょうね。

     f:id:crosstalk:20191122161836j:plain:w500

 って、わたしが当てたのは普通のハンバーガーとダブルチーズバーガーの2種類だったのに、袋に入っていたのは普通のハンバーガー2個だった。きっと担当の人は当たりシールの一方を見て、「どちらも同じだろう」と思い込んだのだろう。なんだかすっごく損をした気分だ。
 って、昔から知ってはいたけれども、正直書いてマクドナルドはハンバーガーにせよチキンナゲットにせよポテトフライにせよ、何にしろマズいと思う。「ああ、やはり今でもマズいんだ」と確認できた気分で、これからもマクドナルドは避けようということになった。せっかく缶コーヒーの会社とマクドナルドがタイアップしての企画だったのだろうけれども、わたしに関してはまるで失敗の結果になったということだ。

 もうひとつ、昨日の帰りに本屋に寄り、店内を見て回ると、文庫コーナーに中井正一の『日本の美』という新刊が置かれていた。岩波文庫ではなく中公文庫ということにちょっと驚く。中井正一は戦前~戦後に活躍された美学者というか美術評論家で、『日本の美』というタイトルだと「保守的」な方かと思われるかも知れないが、反ファシズムを闘った方でもあった。わたしはずいぶん昔に美術出版社から出ていた彼の全集を、少しだけ読んだことがある。久々に読んでみようと迷わず買った。
 あと、これはしばらく前から「買おうかどうしようか」と迷っていた『文學界』の12月号。特集が「ムラカミハルキ」なもので、買いたくはないのだが、その他に柄谷行人の講演の採録、それに蓮實重彦の「ジョン・フォード論(序章)」とが掲載されているから読みたい。本屋で手に取って目次をみてみると、壇蜜のインタビューも載っていたので「これは買おう!」ということになった。

     f:id:crosstalk:20191122162852j:plain:w500

 夜、「ジョン・フォード論」を読み始めたが、ニェネントにじゃまされて途中までしか読めなかった。

 今日は一日冷たい雨が降り、気温も低かった。明日もまた雨が続くという。金・土・日と雨だなんて、最悪だと思う。