ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-11-19(Tue)

 昨日クリニックへ行ってしまったので、今週は動きやすくなった気分がある。「では今日はどうしようか?」と考え、仕事のあとに、自宅となり駅でこの週末からやっているマーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』を観に行くことにした。3時間半の長尺映画だから、観に行くのは金曜日にしようかと思っていたのだが、まあ開映が1時ぐらいで4時半ぐらいには終映だからそんなに無理なわけでもないだろうと、決行。

 仕事を終えて、近くの「日高屋」でいつものとんこつラーメンで昼食にして、「時間があるから」というつもりで本屋とかに寄り道したりしていたら、意外と映画館に到着したのは開映ギリギリの時間だった。
 ‥‥ふむ、やはり3時間半は長い。映画を観終えて外に出ると、もうすっかり暗くなっていた。映画を観たあとに買い物して帰ろうかとも思っていたのだけれども、これだけ外が暗いと急にニェネントのことを思い出してしまい、「もう夕食の時間だし、あまり長く留守番させないで早く帰ってあげよう」と、まっすぐ帰路に着くのだった。

 ニェネントは、わたしが通常の時間に帰宅するときには「お出迎え」もしてくれず、わたしのベッドの毛布にくるまって寝っぱなしなわけだが(だから、ニェネントがもぐり込めたりくるまれたりするように、毛布を半分めくったままにしておくのだ)、わたしの帰宅が遅くなると「あんた! どこに寄り道してきたのよ!」と怒るどこかの奥さんなんだか、「待ってたよ~」という貞淑な奥さんなんだか、わたしがドアを開けると、もうドアのそばで開くのを待っていて「にゃ~」と啼くのである。