ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-10-16(Wed)

 ニェネントくんの下あごの皮膚炎はほぼ全快。まだちょっと毛色が茶色くなっているけれども、もうこのまま様子を見て大丈夫だろう。ニェネントくんの大っ嫌いなシャンプーももうやらなくっていいだろう。

 ニェネントのことで気になることはほかにもあって、つまりニェネントの食事は「朝食はカリカリ(固形食)、夕食はネコ缶」と、もうニェネントが子ネコの頃から決めているのだけれども、どうも最近夕食のネコ缶への食欲がイマイチみたいだ。朝のカリカリはすぐに全部食べてしまうのだけれども、夕食のネコ缶はさいしょは三分の一ぐらいしか食べないであとは食べ残し、翌朝までのあいだにちょっとづつ食べて結局は全部食べるのだが、時に翌朝になっても食べ残していることがある。ひょっとしたら、「あんまり食べたくない」という意思表示だろうかと思う。
 考えてみて、わたしはニェネントの味覚のことを考えず、ただ「安い」ということで今のネコ缶を選んでいたところもあるだろう。もちろんわたしが買っているネコ缶よりもずっと安価なネコ缶も売られているし、わたしが買っているネコ缶がそれなりにネコ缶としての評価も高いこともあってのことだけれども、ニェネントに「このネコ缶は栄養価も高くって評判がいいんだぞ!食え!」というのも、味覚のことをまったく抜きにした要求で、ニェネントが「だっておいしくないんだも~ん!」というのも、「親の勝手」というか、これは野菜の嫌いな子どもに野菜を食べさせるというのとはちょっとちがう。そのネコ缶の内容なんて要するにみんな「肉」なんだから、そこにプラスしてどんな栄養成分が加味されているかなんて、どこのメーカーのネコ缶だってそこまでの大差はないだろうし、こっちでちゃんと調べればいいだけの話だろう。それよりも何より、ニェネントが「おいしい!」って食べてくれるのがいちばんではないのか。
 そう思って、まずは今日、サンプル的に何種類かネコ缶を買ってみて、ニェネントががっついてくれるようなネコ缶に今後買い替えようかと思うことになった。

 夕方からスーパーへ行き、今日は3種類ほど選んでみた。選択の基準はまずは「ゼリー仕立て」、そして「とろみ」重視。まあそれ以外は今買ってあげているネコ缶でも同じようなものだし、やはりゼリーっぽいのがいいかなと。

 スーパーに行くとき、前に野良ネコたちが集まっていたスポットを通ったのだけれども、この日は2匹の野良の姿を見ることができた。台風を乗り越えて無事だったね、とちょっとうれしい。

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 帰宅して、ニェネントくんにまずは「ささみ・まぐろカニカマ入りとろみ」というのを出してあげた。‥‥何というか、わたしだって食べたくなるような素材だ。
‥‥きゃ~っ! あっという間にぜんぶ食べてしまった。そ、そ、そんなに美味しいですか!と思ったのだが、よくみるとこのネコ缶はネコの大好きなおやつ「ちゅーる」をつくっているメーカーのもので、見た目も「ちゅーる」に似ていた。つまり「おやつ、おいしいね」という感じなのか、わたしとしては「食事」と「おやつ」とは別物なので、あんまり毎食毎食「おやつ」みたいなものをあげたくはないな、という気もちだ。