ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-10-01(Tue)

 十月になった。秋たけなわのはずなのだが、暑い。昨日も暑かったが、今日も最高気温は30度ぐらいに行くらしい。そして、今日から消費税率が10パーセントに引き上げられてしまうのだ。
 わたしは今日は「有給」を取得して「お休み」にしてある。いちどアラームで起こされたが、「今日は仕事に行かなくていいのだ」と二度寝する。それでも7時ぐらいには起き出して、「なんだか暑いな~」と、ぐだぐだとする。酒がなくなったので昼前に買い物に出る。仕事もしないで午前中から酒を買いに行くという、とんでもないぐうたらモノである。そして、消費税アップ後の初買い物でもある。銀行にも立ち寄って、「再来週には『あいちトリエンナーレ』に行くぞ!」というつもりで預金をおろす。もうそろそろ、本気で「旅行」のことを考えなくってはいけない。

 それで、わたしは今月はきっちりと「金銭出納帳」をつけようと思っている。しばらく前にもしっかりつけていたのだが、そのときは例えばSuicaに入金したらその「入金」だけを記録して、あとはどう使おうとも知ったことじゃなかった。ただその日その日、金銭出納帳に記録した「残高」と、財布の中に残っているお金とがイコールであればいいというやり方だったのだが、それでは個別に「食費」にじっさいにはいくら使ったのかとか、「交通費にいくら使った?」とか、まるでわからなくなってしまうわけで、そんな出納帳をつけている意味がなくなってしまってやめてしまった。
 今回は、「財布にいくら残っているか?」とか「カードにこれだけ入金した」とかおかまいなしに、カードを使って何かを購入しても、その内容をきちんと出納帳に記録しようと思っている。
 なぜそんなことをまた始めるかというと、もちろん支出をきちんと記録して分析するためでもあるけれども、つまりは出来るだけ「無駄づかい」をやめよう、支出を抑えようということ。
 それは、今の政権が「消費税をアップしてもみんなおとなしく従ってくれるね」とするのに反抗し、ひとりの支出のわずかな額であっても支出を抑え、「消費税をアップしてみたら消費が伸び悩み、景気が悪くなった」と、いわせたいのである。もちろん自分の住んでいる国が不景気になることは喜ばしいことではないのだが、わたしは今の政権を嫌悪しているし、彼らの思惑通りには動きたくはないのである。そのためには、「現政権下で国は没落するばかり」という<真実>を後押ししたい。
 さて、どれだけモノを買わずにやっていけるだろうか?(って、ついついこの日はずいぶんと買い込んでしまった。明日から<勝負>だ)。

 そうだ、読んでいるオスカー・ワイルドの『サロメウィンダミア卿夫人の扇』の文庫本、『ウィンダミア卿夫人の扇』は読み終わったのだった。あと、昨日から阿部和重の『オーガ(ニ)ズム』も読み始めた。『カフカ全集』は、しばらくお休みになる。