ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-09-23(Mon)

 ニェネントの皮膚炎は、少しづつ良くなってきている。まだまだ下あごの色はちょっと変だけれども、一時よりずっといい。もうニェネントにシャンプーしてやるのは大仕事だし、ニェネントにも「お前、何するんだよ!」と恨まれるし、わたしもつらいのだ。とにかくは見た目に治癒されつつあるように見えるのはうれしい。早く治ってね!

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 三連休前の天気予報では、連休のあいだずっと悪天候だみたいな予報だったのに、けっきょくちょこっと雨になっただけだった。しかし今日は日本海の方を台風の衰えた温帯低気圧が通過し、その影響でこのあたりも風が強かった。昼前に我孫子の方に買い物に出かけたのだが、空は晴れているけれどもかなりの強風で、いっしゅん体を持って行かれそうに思うほどだった。先の台風で被害を受けた地域でまた被害が出なければいいがと思ったが、夕方のニュースで屋根を覆うブルーシートが風で飛ばされたり、また停電してしまったりの被害があったらしい。
 もう台風15号が関東を通過して2週間になるけれども、被災地は復旧に程遠い状況にあるようだ。このところ毎年のように、集中豪雨や台風で日本のいたるところで大きな被害が出ている。せいぜい十年とか以前にはこんなことはなかったと思うのだが、気象状況が激烈に変化してきているのだろうか。いや、それよりも、こういう現象は安倍晋三が政権を取って以降に激しくなってはいないだろうか? 国の防災体制の何かが変わってしまったせいではないかと思うし、だいたい、毎年のようにこのような激甚災害が起きているというのに、毎回毎回、国の対応は遅れてばかりいる。前の西日本豪雨のときに、状況はわかっていたはずなのに自民党のトップ連中が宴会を開いていたことはよく知られているし、今回は新しい組閣のために報道もすべて台風被害を報じなかった。すっごい国になったものだと思う。

 今読んでいるのはカフカの全集の第3巻、これはスケッチ的な短文と短編がいっぱい収められている巻で、「はたして短い文章を読むたびに感想を書くべきか」迷うのだけれども、並行して文庫本は『グリム童話集』といっしょにオスカー・ワイルドの『サロメウィンダミア卿夫人の扇』という新潮文庫の戯曲集を読んでいて、そのうちの『サロメ』は読み終えた。