ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-09-22(Sun)

 明日が祭日なので今週も明日の月曜日まで3連休。それで観ておきたい美術展でも観に行っておこうと思う。六本木の「塩田千春展」も観たいが、まだ当分やっているのでいいとして、新宿でやっている「ジュリアン・オピー展」が明日までなので観ておきたい。ついでにもういちど、「みんなのレオ・レオーニ展」も観たいと思い、計画を立てる。二つの展覧会をつづけて観るなら、4時間ぐらい余裕がいるだろうか。美術館が6時にクローズするとしたら、2時には観始めたい。すると1時前には家を出るのがいいのだけれども、またまたズルズルと出発が遅れてしまい、家を出るのは1時半になってしまった。「これはふたつ観るのはあきらめた方がいいだろう」と、「ジュリアン・オピー展」だけを観ることにした。時間を気にせずにゆっくりと観る。これがいちばんだ。

 時間に余裕が出来たので、新宿駅で降りてゆっくりと、初台の会場の東京オペラシティまで歩くことにした。どこか近くの神社で祭りをやっているらしく、神輿をかついだ集団とすれ違ったり。
 会場のオペラシティのアートギャラリーに着いてみると、さすがに会期が明日までなのでチケット売り場に多少の行列が出来ていたけれども、会場内に入ってみるとそこまで人にあふれているということもなかった。

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 すべての作品が撮影可能で、皆がケータイを作品に向けている。観客は圧倒的に若い人が多く、このあいだのボルタンスキー展のときよりも若い感じ。作品点数がそこまでに多くなく、一時間もあれば観て回れたわけで、「これならレオ・レオーニも観に行けたか?」などとちょっと思ってしまったけれども、まあレオ・レオーニレオ・レオーニでゆったり時間を取って観に行こうと思った。

 観終わってミュージアム・ショップへ行ってみると、図録はすでに売り切れていた。絵ハガキ類はなく、全体に値が張る(Tシャツは6000円だ)。前回、十年前の水戸芸術館での展覧会の図録が参考に置かれていたが、厚みが5~6センチはあるような強烈な図録。いったいいくらで売られていたのだろうか?などと思った。

 さて、外に出て時間をみると4時半に近いところで、ではちょっと足を延ばして、久しぶりに代田橋の「N」に顔を出してみよう、という気になった。ついでにその帰りに代田橋駅の反対側にある、前に来て気に入った居酒屋にも行ってみよう(日曜で休みでなければ)、という計画。

 初台駅から京王線に乗り、次の次が代田橋駅。まずは目当ての居酒屋がやっているかどうか店の前に行ってみると、「ただ今支度中 開店は五時」という看板が出されていたのでOK。「N」へと足を向ける。
 駅の近くには前から気になっているカルトなおもちゃ屋さんがあり、ウィンドウをみると「人生ゲーム」や「Twister」などの時代を感じさせるゲームが置かれて(売られて)いた。「昭和」の時代のものではないだろうか。

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 「N」に行ってみると、カウンターの中はIさんひとりだった。「久しぶりですね」と話をし、Fさんは今ジョージアグルジア)に旅行に行っているのだということ。
 「N」も、むかしはレコードやCDをいつもかけていたのだけれども、今はお客さん皆でテレビを見ていることが多い。特に相撲のとき。今日は秋場所の千秋楽で、たっぷり「優勝決定戦」まで見てから店を出た。

 次はまた駅をまたいで、先ほどの居酒屋に。わたしのお気に入りの店である。

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 焼酎をロックで注文すると、美しい切子グラスで出てくるのがうれしい。

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 ただこの店は本来「焼き鳥」の店のようで、焼き鳥以外のメニューがあまり豊富ではない。わたしは焼き鳥あまり食べないので、「あと何にしようか」と思っても、適当なのがなく、「じゃあこのあたりで」と店を出てしまう。まあこういうのが飲み過ぎなくっていいのか。
 時間はまだ7時ぐらいで、帰宅すると9時前だった。軽く飲んでこのくらいの時間に帰宅するというのはいい。これからは新宿とかに出たときは、ちょっと足を延ばして代田橋に出て、「N」に顔を出してそのあとはまたこの居酒屋で飲む、というコース取りをしようかと思う。