ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-09-05(Thu)

 ずっと、雨が降りそうで降らないような、そんな天候がつづいている。涼しくなるようなならないような。季節の変わり目というのはこういう感じなのだろうか。

 注文してあったニェネントくんの「固形食(カリカリ)」が届いた。前から買っていたモノと包装の袋はまるで同じで、ただ内容量だけが違う。開けてみて「えええっ!違うじゃないか」ということもあり得ないだろうから、OKである。これからはもうネット通販でだけ買おう。
 そろそろネコ缶の方も残り少なくなっていて、買わなければならないのだけれども、こればかりはAmazonでも安くはなく、やはり我孫子の駅の向こう側のドラッグストアに買いに行かなければならないだろう(破格に安いのだ)。「ネコ缶」というのはニェネントの好みが如実に出る食べ物で、むやみやたらに銘柄を変えたりするとまるで食べてくれなくなったりする。だから、「こっちの方が安いから」などと変更はできないし、「こっちが健康に良さそう」というのも、ニェネントにお伺いを立ててみないと味の好みがある。まあ今のネコ缶はネットで検索してもネコ缶としての評判もいいし、価格も安いから買いつづける。

 こないだ、仕事の帰りに駅のそばの農家直営の小さなスーパーに寄り、賞味期限が迫っていて半額になっていた「イカの塩辛」を買ったのだが、これがすっごく美味しい。
 市販されている「イカの塩辛」というのはどれもいろいろな添加物がまざっていて、本来の「イカの塩辛」の味覚からは程遠いモノばかりなのだけれども、これは純粋な味がして旨かった。
 むかしはしばらくのあいだ、ずっと「イカの塩辛」なんか自分でつくっていたのだけれども、今はイカの不漁でイカの価格がむかしの何倍にもなってしまい、お手軽に「自家製」ということが出来なくなってしまった。もちろん「自家製」の塩辛がいちばん美味しかったのだが、こうやって美味な、(多分)まぜもののない「イカの塩辛」に出会うと、やはりうれしくなってしまうのだった。

 夜、キッチンの窓の外に、またヤモリがへばりついていた。キッチンの灯りに引き寄せられて飛んでくる虫たちを、そこで待ち伏せてパクリパクリと食べているのだ。
 みていると、しっぽの根元の両側に楕円形の卵みたいなのがくっついている。「これって卵なんだろうか?」と調べてみたのだが、どうやらヤモリというのはトカゲ類だから、危機的状況に遭うとしっぽを切り捨てて逃げるらしいのだが、この卵状のかたまりは、切り捨てたしっぽの「再生」に関係しているらしい。

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 ついでに「ヤモリの寿命」を調べてみたら、なんと10年ぐらいの寿命があるらしい。わたしは「冬は越せない短命の動物」なのかと思っていたけれども、ちゃんと寒くなると「冬眠」するのだった。
 はたして、このわたしの友だちのヤモリは、今何歳ぐらいになるのだろうか? そして、あと何年ぐらいわたしといっしょにいてくれるのだろうか?(わたしの方が先にくたばるということは大いにあり得る。)