ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-08-16(Fri)

 朝、家を出たところで久しぶりにニャールの姿を見た。きれいな写真は撮れなかったけれども、元気でいてくれてとてもうれしかった。

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 今日は仕事の帰りに南柏駅で途中下車し、LAWSON100でトマトを買おうと思った。LAWSON100ならばけっこう大きなトマトが2個で百円で、たいていのスーパーより安い。ところが行ってみると2個百円というのは置いてなくて、1個で百円なのだった。LAWSON100はこうやって、すべて百円というところにシフトさせてしまうものだから、2個百円が売ってないと1個百円と、「それでは高いではないか」ということになってしまう。
 「しょうがない、自宅駅のそばにある農家直営の小さなスーパーに久々に行ってみよう」と、立ち寄ってみた。「むむ、さすが<農家直営>」というか、安い。<見切り品>ならば5個で百円で置いてある。さすがにその真っ赤っ赤なトマトは見た感じもじゅくじゅくで、すぐに全部使ってトマトシチューとかにするなら重宝するだろうが、そういう予定もない。そのとなりに4個で150円のトマトがあり、もちろんそれを買って帰った。あと、カットすいかがわたしも食べられるぐらいの大きさでめっちゃ安く売られていたのも買った。すいかを食べるなんて、いったいいつ以来になることだろう。良く冷やして食べようと思う。
 やはり、多少は店を選ぶ元気のあるときには、しっかりと「コレを買うならあの店が安い」と選んで行動するのがいい。

 大手町の駅で乗り換えに時間があったので、改札を抜けて改札口のそばの本屋に立ち寄り、「芥川賞」の出ている「文藝春秋」をちょっと立ち読みした。選者の選評をずらっとななめ読みして、皆が皆今村夏子の『むらさきのスカートの女』を推していて、ほぼ絶賛だったのが爽快だった。ただ、誰もがだいたい同じ読み方をしていて、「そういう読み方があったのか」というおどろきはなかったような(堀江敏行氏の<評>が良かった)。

 さて今日は金曜日。しばらく外で飲んでいないので、夜には「飲みに行きたいな」という気分になり、さて、歩いて5分のところの、金曜日は皆ドリンクが半額の中華の店に行くか、それとも駅まで行っていつもの「日高屋」にするかと迷う。もうひとつ選択肢として、やはり歩いて5分の「海鮮レストラン/居酒屋」にしてもいいのだが、そこで飲むとすぐに三千円を越えてしまうから候補から外す。中華の店は時にお客さんがうるさいし、あまりゆっくりと飲んでいる雰囲気でもないので、やはり駅前まで歩くことにした。いわゆる「居酒屋」ではないから、店内が騒々しいこともないし、静かに自分の好きにしていられる。それに安いし。
 ところがこの夜は店に入って注文して飲んでいると、わたしの席のとなりにいる男性客がなんだか不穏だ。何か大きな声でほかの客に苦情を言っているようだ。どうも、後ろの席の客の「食べる音」がうるさいと言っているみたいだけれども、わたしにはまるで気にならないし、そもそも「食べる音」がうるさいというのはどういうことなのか。蕎麦屋に行ったら客が蕎麦をすする音に苦情を言うのだろうか?
 ちょっと「いやだな」と思っていたけれども、その客はすぐに帰ってしまって一安心。生ビール3杯飲んでお開き。帰り道、見上げる空にきれいな丸い月が見えて、まだ満月には1日ほど早いのか、それとももう満月を過ぎたのかわからないが、いい夜道だった。